芸能

「外食産業ネタ」での挑発モードが止まらない小倉智昭

“師匠”の大橋巨泉の助言もあり、焼き肉店の副業をしていることで知られる朝の情報番組「とくダネ!」(フジテレビ系)の小倉智昭キャスター(66)。最近多い外食産業関連の不祥事が報じられる際には、自身の立場を重ねるように“感情のスイッチ”が入りまくりなのだ。

「ふだん紅ショウガとかラッキョウとか置いてあるラーメン屋さんは朝からずっと置いてあるのよ。一回出したり下げたりするほうがよっぽど衛生的だよ!」

 12月2日放送回で取り上げられたのは、有名とんかつチェーン店の一部店舗が取り放題の千切りキャベツを「使い回し」していた問題。キャベツの入った大皿はとんかつとは別に一人一人に配膳され、それを専用の箸で食べる分だけ取る方式だった。その大皿に残ったキャベツを後の客に提供していたのが「使い回し」だと問題になっていると同番組では報じたが、これに小倉キャスターは、冒頭のようにかみついたのだ。

 テレビ誌ライターが言う。

「翌週、過労で自殺した元ワタミ社員女性の遺族がワタミフードサービスらを相手どり1億5300万円の損害賠償を求める提訴に踏み切ったニュースを報じた時も、小倉キャスターは『過酷な条件下にあったということでしょうけれども、同じような立場で働いていた人も相当数いると思うので、個人の資質の問題もあると思う』とコメント。ネット上などで『冷淡だ』『(論点が)ズレている』などと批判されていました。また、2011年のユッケによる食中毒事件でも『焼き肉食べて死ぬ人よりもフグ毒で死ぬ人が多い』と、あきらかに焼き肉店オーナーという立場からの物言いでしたね」

 焼き肉といえば01年に、初めて日本でBSEに感染した疑いがある牛が発見され、焼き肉店が大打撃を受けた時の放送ではこんなことがあった。米軍のアフガン空爆のニュースの後に、

「(BSE問題より)こっちのほうがよっぽど問題なんですけどねえ」

 と、どこか違和感の残るコメント。牛の全頭検査に関連して、すでに焼き肉店が抱えている牛肉の処理問題を扱った時には、

「うちの店の在庫は国が買い取ってくれるのか!」

 と嘆きの叫びすら上げていたものだ。

「直近では、『餃子の王将』社長が射殺された件について『内部事情に詳しい人間が犯行に及んだとしか考えられない』という当たり障りのないコメントでした。ですが、一部週刊誌で報じられた来年3月キャスター降板が規定路線だとしたら、さまざまな外食がらみのニュースで、今後過激な本音コメントを連発する可能性もある」(前出・ライター)

 建前だけ「中立・公正」で実際は偏向している、などという態度よりは、小倉キャスターの「正直さ」がにじみ出るコメントは、見ているほうは突っ込みどころ満載で面白いが……。

カテゴリー: 芸能   タグ: , , , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    デキる既婚者は使ってる「Cuddle(カドル)-既婚者専用マッチングアプリ」で異性の相談相手をつくるワザ

    Sponsored

    30〜40代、既婚。会社でも肩書が付き、責任のある仕事を担うようになった。周囲からは「落ち着いた」なんて言われる年頃だが、順調に見える既婚者ほど、仕事のプレッシャーや人間関係のストレスを感じながら、発散の場がないまま毎日を過ごしてはいないだ…

    カテゴリー: 特集|タグ: , |

    これから人気急上昇する旅行先は「カンボジア・シェムリアップ」コスパ抜群の現地事情

    2025年の旅行者の動向を予測した「トラベルトレンドレポート2025」を、世界の航空券やホテルなどを比較検索するスカイスキャナージャパン(東京都港区)が発表した。同社が保有する膨大な検索データと、日本人1000人を含む世界2万人を対象にした…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , |

    コレクター急増で価格高騰「セ・パ12球団プロ野球トミカ」は「つば九郎」が希少だった

    大谷翔平が「40-40」の偉業を達成してから、しばらくが経ちました。メジャーリーグで1シーズン中に40本塁打、40盗塁を達成したのは史上5人目の快挙とのこと、特に野球に詳しくない私のような人間でも、凄いことだというのはわかります。ところで、…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
大谷翔平「MVP受賞映像」で「真美子夫人の妊娠説」が噴出したワケ
2
オナラはウンチの粒なのか? オーストラリアの科学者の結論は「服を着ていない状態では…」
3
「踊る大捜査線」映画後編の「終わり方」は最悪だった!そして柳葉敏郎は織田裕二登場の「つなぎ役」
4
なんだこりゃ!岡田将生の電撃結婚を「完全スルー」した「めざましテレビ」の担当は元カノ鈴木唯アナ
5
大谷翔平「3度目のメジャーMVP」でもかなわない「凱旋帰国」の高すぎるハードルと「出禁」問題