スポーツ

キム・ヨナがIOC入りで画策する“フィギュア界実効支配”(1)「ソチ五輪後のキム・ヨナの行方」

20140306k

 ソチ五輪は銀メダルに終わったキム・ヨナ。フィギュア選手としては引退を表明しているが、すでに次の“大事業”に向けて始動している。サムスンの莫大な資本力を背景にIOC入りを狙っているというのだ。フィギュア界を牛耳ろうとする韓国の壮大な野望をスッパ抜く!

 2月20日、ソチ五輪女子フィギュアの戦いが終わった。

 先日報じた韓国メディアの「慰安婦」口撃にさらされた浅田真央(23)は、その影響からかショートプログラム(SP)では16位に沈む。しかし、フリースケーティング(FS)では全6種類のジャンプを駆使し、計8回の3回転ジャンプを跳ぶ「エイト・トリプル」に挑戦し、自己ベストを更新する会心の演技でファンの涙を誘った。

 対する、ライバルのキム・ヨナ(23)は、ミスのない演技で銀メダルを獲得。バンクーバー五輪に続いての連続メダルの快挙を成し遂げた。

 五輪後は現役引退を表明しているキム・ヨナだが、韓国国内には彼女をやめさせたくない事情もあった。在韓のスポーツ記者が語る。

「18年冬季五輪は韓国の平昌で行われます。大会スポンサーであるサムスン、現代自動車などの財閥系企業は、連続メダルの功績をひっ提げたキム・ヨナを選手団主将として参加させたい意向を持っていました」

 財閥サイドだけではなく、韓国五輪委員会など多方面から現役続行を打診されるもキム・ヨナは、

「絶対に無理!」

 と、頑なに拒否したという。在韓スポーツ記者が続ける。

「今のフィギュアは3回転を跳ぶために体をしぼりますが、骨や関節は鍛えられないのでダメージが蓄積するのです。5歳からスケートを始めたキム・ヨナの体はすでにボロボロで、このまま現役を続ければ将来は歩行困難になることが確実だ、と医者に言われているそうです。そこで平昌にはコーチとしての参加も検討されていますが、性格がかなり激しいので、指導者になるのは難しいでしょう」

 一方の浅田も、「平昌五輪は考えていない」と引退を示唆しているが、3月26日からさいたまスーパーアリーナで行われる「世界フィギュアスケート選手権大会」への出場を明言している。

 運動部記者が語る。

「フィギュア界のヒロインの最後の試合になるかもしれないとあって、チケットは発売後に即時完売しました。プロスケーターの荒川静香(32)は1回で最低100万円のギャラが発生しますが、浅田もプロに転向すれば、当然このクラスでしょう。アイスショーの演技による負担は、競技のそれとは比較にならないほど軽い。ヨナ同様、体がボロボロの浅田ですが、プロとしてなら滑り続けることはできますよ」

 その他にも、浅田にはCMのオファーが殺到中。メダルには届かなかったものの、フリーでの“神がかり演技”によって、浅田の商品価値は急騰しているというのだ。広告代理店関係者が語る。

「CMだと1本、ギャラ6000万~7000万円が浅田さんの相場でしょう。また元フィギュア選手として、日テレが荒川さんを、テレ朝が安藤美姫さん(26)を解説者として起用しています。そこで、浅田さんにはフジテレビが触手を伸ばしていますね」

 引退してもスケーターとして活動しそうな浅田だが、対するキム・ヨナは、すでに次の野望に向けて走りだしているというのだ。

◆アサヒ芸能2/25発売(3/6号)より

カテゴリー: スポーツ   タグ: , , , , , , , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    デキる既婚者は使ってる「Cuddle(カドル)-既婚者専用マッチングアプリ」で異性の相談相手をつくるワザ

    Sponsored

    30〜40代、既婚。会社でも肩書が付き、責任のある仕事を担うようになった。周囲からは「落ち着いた」なんて言われる年頃だが、順調に見える既婚者ほど、仕事のプレッシャーや人間関係のストレスを感じながら、発散の場がないまま毎日を過ごしてはいないだ…

    カテゴリー: 特集|タグ: , |

    これから人気急上昇する旅行先は「カンボジア・シェムリアップ」コスパ抜群の現地事情

    2025年の旅行者の動向を予測した「トラベルトレンドレポート2025」を、世界の航空券やホテルなどを比較検索するスカイスキャナージャパン(東京都港区)が発表した。同社が保有する膨大な検索データと、日本人1000人を含む世界2万人を対象にした…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , |

    コレクター急増で価格高騰「セ・パ12球団プロ野球トミカ」は「つば九郎」が希少だった

    大谷翔平が「40-40」の偉業を達成してから、しばらくが経ちました。メジャーリーグで1シーズン中に40本塁打、40盗塁を達成したのは史上5人目の快挙とのこと、特に野球に詳しくない私のような人間でも、凄いことだというのはわかります。ところで、…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
大谷翔平「MVP受賞映像」で「真美子夫人の妊娠説」が噴出したワケ
2
「反大谷翔平」の上原浩治に「直球質問」をぶつけたら返ってきた「絵文字」が…
3
東京ドームで観客半分の「プレミア12」にサッカーファンが「シラケる」挑発バトル
4
なんだこりゃ!岡田将生の電撃結婚を「完全スルー」した「めざましテレビ」の担当は元カノ鈴木唯アナ
5
「メジャー挑戦」佐々木朗希はドジャース入りでなく千賀滉大や前田健太のように孤軍奮闘せよ