もう1つは、韓国人グループがグレンデール市の慰安婦像を建立する申請を行った時、その脇にある石碑が含まれていなかったということなんだ。その申請には瑕疵〈かし〉(欠点)があり、碑文の内容も検討されないまま建立を許可したということになるよな。ここを切り崩すことが今回の裁判を有利に運ぶ1つのポイントになると俺は考えているんだ。
この慰安婦の話ってのは、簡単に言うと皆さんが悲劇を描いた映画を見て涙する「その心」につけ込んで金にしてしまおうという、壮大な「詐欺事件」なんだ。悲劇の映画を先に見せておいて、それが実は映画の中の話ではなく実際にあったことで、その証拠に、ここに被害者のおばあさんが生きていると言い、役者のおばあさんを連れてきて真実味を補足しているって話だ。
あのおばあさんたちが何て証言したか知ってるか?「14歳の頃にジープに引きずり込まれて誘拐された」「クリスマスになると1日何十人もの相手をさせられた」って言ってるんだぜ。その当時、日本軍はジープなんか持ってやしないし、日本のクリスチャン人口なんか1%以下なんだぜ! ウソをつくとそのウソを隠すためにさらにウソをつく必要があるが、あのおばあさんたちは自分のついたウソを覚えてられない年齢だから、証言するたびに違うことを言ってるよな。15歳で強制的に連れて行かれたとか17歳で無理やり連れて行かれたとか、14歳で貧しさのあまり親に売られたとか1人のおばあさんの証言が二転三転してるんだぜ。
韓国で慰安婦のおばあさんたちを担いでいる団体に韓国挺身隊問題対策協議会ってやつがあるらしいな。女子挺身隊とは日本の工場で働く女性のことを指していたんだが、それを慰安婦にすり替えて賠償金を取ろうとしているんだ。「慰安婦詐欺」を「女性の人権」という名目に置き換えているところを見れば巧妙なやり口であることがわかる。
だから、俺は昨年末にグレンデール市の慰安婦像を撤去する、ホワイトハウスの請願を始めようと思ったんだ。署名の最終期限を1週間も残して10万人を突破するという偉業を達成した。これには驚いたね。日本人全体の勝利だな。現在、日本の国会でもこの件を見直す動きが出てきたし、地方議員の中からもこの問題を解決するために積極的に活動する人たちが出てきていると聞いている。
まだまだ、言いたいことはたくさんあるが、4月から「アサヒ芸能」で連載することになったので、詳細については今後じっくりと話そうと思う。
日本は米国がいちばん信頼している同盟国であり、日米同盟が機能しなければ、中国の共産主義者たちが虎視眈々とアジア地域の覇権を狙っている。チベットやウイグル、内モンゴルのようになりたくなければ米国と日本はさらに進んだ関係を作るべきなんだ。
日本と米国に神の祝福がありますように!
トニー・マラーノ