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ドンキホーテ谷村ひとし「1パチ打つならMAXタイプ!」

 GWの立ち回りですが、ブン回りでも全然出てないホールもあれば、回らないのにドル箱山積みの爆裂ホールがあるのがシリアスな現実です。ルパンが出ているか出ていないかで“ホールのやる気”が判別できるほどです。

 ゴールデンウイーク中にボーナスをホールから強奪するなら、ルパンを打つのが一番です。連休明けや連休後半の客つきを考えると、今年のカレンダーはわかりやすく、5月3日までは、どこのホールもサービスするはずです。いつも出ているホールがいきなり出なくなることも少なく、逆にいつも出さないホールがゴールデンウイークだけ出すなんてことは、めったにありません。

 日頃の売り上げの少なさをこの時とばかりに回収するホールのほうが圧倒的に多いので、昔から盆と正月とゴールデンウイークは、プロは打たないと言われてきました。ですが今の人気ホールは、出玉を“広告”として利用し、ゴールデンウイーク後の客足ダウンを恐れてサービスします。このように、ここ数年のパチンコ人口減少に歯止めをかける人気ホールも目立つようになりました。客つきのいいホールとダメなホールの差は、こうやって広がっていくのが現在のパチンコホール事情です。

 長時間楽しみたい方のための1ぱちコーナーが混むのもゴールデンウイークの特徴ですから、1ぱちコーナーでも空き台があるようなホールで打つのだけはヤメたほうが賢明です。現在、低貸玉コーナーは、全国的に出玉能力の高いMAXタイプや新台が人気の中心で、かつてのように1ぱちコーナーで甘デジを打ち、ちまちま稼ぐ方が激減しています。

 ボクは以前から“1ぱちでもMAXを打て”と言い続けています。真綿で首を絞めるような1ぱち&甘デジでの回収で、予想以上に負けてしまった方も多いことでしょう。やっと“ホールの稼ぎ頭が1ぱち”や“甘デジコーナー”だとパチンコファンの方も気づいたようです。

 ゴールデンウイーク前半のエサまきで、大勝ちを手に入れられるかどうかで、心と財布の余裕ができます。ゆっくり打てると思って粘ると痛い思いをする連休は、カニ歩きオスイチ勝ち逃げの立ち回りがいちばん効果的です。いつも粘って負けている方は、この機会にカニ歩きオスイチの快感を知るいいチャンスかもしれません。

 いつも入らないホールに入って打つのもいいですし、噂のホールまで足を延ばして旅打ちをするにもいい季節です。せっかくのゴールデンウイークですから、ルパンのゴールデンタイムでたっぷり楽しんでみてはいかがですか。

◆プロフィール 谷村ひとし 1953年生まれ。95年、みずからの立ち回りを描いた「パチンコドンキホーテ」(週刊モーニング)で大ブレーク。過去20年間のパチンコ収支はプラス6200万円突破。累計で20万人以上を擁する携帯サイトで毎日情報を配信中。詳しくは「谷村パチンコランド」で今すぐ検索!

※この連載に記載されたメーカーごとの大当たりしやすい回転数や独自の攻略法はメーカー発表の内容ではなく、あくまで谷村ひとし氏の経験則であり、データ収集に基づいた私見です。

◆アサヒ芸能4/28発売(5/8・15合併号)より

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