●ゲスト:柳ゆり菜(やなぎ・ゆりな) 1994年生まれ。大阪府出身。グラビアアイドル、女優。09年ダンスコンテストに入賞し、13年に芸能界デビュー。今夏、六本木シネマートにて上映される2部作映画「うわこい」(5月31日公開)&「うわこい2」(6月21日公開)(両作品とも製作・配給/エスピーオー)にて主演女優を務める。特技はダンス。
愛情より快楽が優先するセックスを覚えた青年が引き起こす、複雑な男女関係を題材にした映画「うわこい」。撮影時、弱冠19歳で本作の主演を務めた柳ゆり菜が登場。性にまつわる難しい演技に挑戦した期待の大型新人の素顔を、天才テリーがまる裸にした!
テリー 「うわこい」っていう映画に主演したんだ。もともとの原作は、エロティックな描写が多い漫画なんだよね。
柳 そうなんです。
テリー でも、ゆり菜ちゃんは撮影の時はまだ19歳だったんでしょう。どういういきさつで、主演することになったの。
柳 オーディションに合格して、主役をいただきました。でもオーディション、と聞いた時に「うわこい」のことを調べて、単行本を買って読んだんですよ。そうしたら漫画の内容にかなり衝撃を受けて、挑戦しても本当にいいのかなって思いました。
テリー そうだよねぇ。男女の複雑な三角関係がテーマで「愛情より快楽を覚え、引き返せなくなる男女を描いたラブストーリー」だって聞いてるもん。「愛情より快楽」っていうのがすごいよな。じゃあ事務所に「私、脱ぐんですか」って確認した?
柳 聞きました(笑)。でももちろん、脱ぐシーンはないことが事前にわかったので、私も頑張りたいと思って、面接を受けさせていただいたんです。
テリー 映画のオーディションって、どういうことをやるの。胸とか見せるの?
柳 胸は見せてないですね。水着姿で、全身のスタイルを見ていただいて。
テリー そうか、谷間ぐらいは見せないとな。男性経験はあるのかとか聞かれたでしょう。
柳 それは聞かれなかったです(笑)。
テリー あっ、そうか。聞いているのは、俺だけか(笑)。でも漫画に負けず、映画のストーリーを読むとすごいよねぇ。え~と‥‥「ユキテル(石田知之)は幼少時代にユノ(柳ゆり菜)の家に10年以上居候して、2人は恋仲になった。しかし、ある日ユキテルは美少女・レナ(本山なみ)に引かれて、彼女と肉体関係を持ち、それをきっかけに快楽に目覚め、レナ以外の少女とも肉体関係を重ねていく」‥‥と。じゃあ、ゆり菜ちゃんの濡れ場みたいなものがあるんだ。
柳 それがないんですよ。
テリー そうなの?
柳 ユキテルは本命の彼女とはしないんです。
テリー 勃たないってことなの?
柳 彼女が誘ったとしても、断るんですよ。
テリー それはどうしてよ。
柳 それがちょっと、映画の謎なところなんですけど。見る人の解釈によって、いろいろ違ったりしますね。
テリー それはユノから見てどうなるの?
柳 私はキスまではするんですけど、それ以上はどう望んでもユキテルがしてくれない役なんです。ずっと幼なじみで、一緒の家に住んできて、その中で兄妹のような関係が芽生えてしまったから、性的な関係まではいってくれないという。