24時間テレビ「愛は地球を救う」(日本テレビ系)でメインパーソナリティを務めることが発表されたアイドルグループが、V6とHey!Say!JUMPだ。
V6といえば「軍師官兵衛」で主演を務めた岡田准一や、NHK「あさイチ」の司会でおなじみの井ノ原快彦らの活躍が目立つが、そんなV6を陰で支えているのがリーダーの坂本昌行だ。
かつて、あるテレビ番組でV6の坂本とSMAPの中居正広、TOKIOの城島茂という3人のリーダーが一堂に会して出演したことがある。実はこの3人、年齢もほぼ同じでありながら、これまでこうして3人で話す機会がなかったとか。そんな初会談の場で、それぞれがグループのリーダーとして抱える考え方やスタンスなどを話したのだが、その際、中居と城島が口をそろえて言ったのが「V6をまとめるのが一番大変だったと思う」という感想だ。その言葉の裏には何があったのか。芸能ライターがこう話す。
「坂本はなかなかデビューできなかったこともあり、一度ジャニーズ事務所を退所しているんです。そして一年ほどサラリーマンをしていたある日、偶然KinKi Kidsに会い『何してるの?』という話しから仲の良かった国分太一に『もう一度やり直したい』と社長に伝えてもらい、東山紀之の付き人からやり直したという経緯があります」
その後、ようやく年長組3人のトニセン(20th Century)と年少組3人のカミセン(Coming Century)の6人からなるV6でデビューが決まるが、全面的に推されるのは年下の3人。そして、ジャケット撮影の際なども、いわゆる“グループ内格差”が生じていたという。
「年齢や考え方も違っていたために、グループ内でもたびたび衝突があったようです。しかし、そんなメンバーを根気よくまとめ、引っ張ってきたのが坂本だった。最近はグループとしても落ち着き、坂本は舞台を中心に活躍、歌唱力には定評もあります。また、最近では実家が八百屋だったこともあり、流行りの“料理男子”として、その女子力の高さも知られています」(前出・芸能ライター)
遅咲きの苦労人である坂本、今年の24時間テレビではマラソンランナーの候補として名前が浮上しているというから、ますます目が離せない。