5月1日に公開された有村架純主演の映画「ビリギャル」が、11日までの時点で早くも観客動員数100万人、興行収入12億円を突破した。映画関係者が語る。
「幅広い年代の観客を集めていて、主人公と同年代の10代が一番多く、次が何と40代なんです。これは主人公の親世代という見方もありますが、有村さんのオジサン人気も要因です。有村さんは決して胸が大きくはないものの、どこか色っぽく、かつ昭和的な雰囲気も持っていて、それが上の世代の支持を集めているわけです。撮影現場でもオジサン人気は凄いですよ。撮影は1月から2月にかけて行われ、短いスカートで寒かったと思いますが、『私、グラビアで冷たい水の中で撮影したりしても風邪引かないんです』と笑っていて、皆、有村さんを好きになりました」
そんな有村は、現在、相葉雅紀主演「ようこそ、わが家へ」(フジテレビ系)で、相葉の妹役として出演している。テレビ局スタッフが語る。
「家族のキャストは本当に仲がいいですよ。特に父親役の寺尾聰さんとは2013年に『チキンレース』というWOWOWドラマで共演してるので、慕っています。ただ、相葉くんが撮影の合間に寺尾さんにもらったギターで『ルビーの指輪』を練習していた際、有村さんが『その曲、昔の歌だよね』と言い、寺尾さんに『俺の曲だよ』と突っ込まれて驚いてましたね。また、彼女はデビュー前、なかなかオーディションに受からかったこともあり、芸能界で長く活躍したいという願望が強いのですが、寺尾さんと相葉くんにその秘訣を聞いていました。それで二人が答えたのは『健康』と『仕事で好き嫌いをしないこと』。その言葉に『なら、私大丈夫です』と答え、二人のお墨付きを得てましたね」
実家に帰った時に食べる母の手料理や、祖父母から届く旬の果物が健康の秘訣という有村。家族の支えを受けながら、女優として羽ばたいているようだ。