女子アナといえば、番組内では大物司会者や有名タレントとの駆け引き、局内ではライバル争いに人気獲得と、全方位外交の難しい環境に置かれている。その複雑な人間模様をひもといてみると――。
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先の生稲ら同様、「行列のできる法律相談所」でセクハラ事件を暴露したのは、日本テレビの宮﨑宣子アナ(32)。なんと、井上順(64)に頬をベロンと舐められたというのだ。弁護士軍団の判定では、大渕愛子弁護士が
「宮﨑アナにまったく落ち度がなく、(井上の行為は)悪質性が高い」
と解説。「違法行為」との見解だった。
年々、エスカレートする「イジられ演出」に困惑しているのが、フジテレビの生野陽子アナ(27)だ。放送作家が話す。
「石橋貴明(50)の芸風を毛嫌いし、とんねるずの番組の共演NGリスト入りしたようです。昨年の特番で、後輩の加藤綾子アナ(26)と一緒に黒のボディスーツに身を包み、隠れ巨乳ぶりが露呈しましたが、その番組で石橋は、ショーパンが自分を避ける態度にカチンときていた」
その加藤アナはというと、着々と局内でのポジションを固めている。放送作家によれば、
「高島彩(32)の後継者と言われた中野美奈子アナ(32)に対しても、すでにタメ口。番組内で『ムチャぶりする先輩アナの言うことを聞くことないでしょう』と敵対ムードさえもにじませました。そんなカトパンに不快感を持ったのが、平井理央アナ(29)です。クイズ番組『ネプリーグ』で、入道雲の正式名称(積乱雲)を答えられなかったカトパンに対し、『小学生でもわかるでしょ!』と半ギレ叱責。微妙な表情で謝る加藤アナの姿から、リアルなライバル関係が漂っていました」
ライバル同士の対立は、テレビ東京でも露骨に映し出されているという。局員が明かす。「うちのツートップは大橋未歩アナ(33)と大江麻理子アナ(33)ですが、ここ5年 間ほどエース争いを繰り広げ、お互いに敬遠し合っている。大橋アナが教育係を担当する元モー娘、紺野あさ美アナ(24)が入社直後のブログに、同期の植田萌子アナ(23)とその教育係の大江アナを交え、4人で仲よく食事する写真が載りましたが、その後は皆無ですからね。局内で談笑する姿なんて見たことない(苦笑)。昨年、この2人が特番『ディズニースペシャル』に出演した時はビックリさせられたものですよ」
バチバチのオンナの戦いをそばで見ている若手女子アナの間でも、激しく火花が散り始めているという。前出の局員が続ける。
「二股交際で話題を呼んだ相内優香アナ(25)と紺野アナのライバル争いは熾烈を極めるばかりです。相内アナはそもそも、大橋アナとは犬猿の仲。理由は大橋アナが相内アナの局内恋人の存在を『やりすぎコージー』のMC・今田耕司(45)に明かしたためで、今も根に持ってます。二股交際の発覚も、大橋アナを慕う紺野アナのリークではないかと疑 心暗鬼になっている。かつての人気アイドルは、マスコミにも太いパイプを持っていますしね」
TBSの田中みな実アナ(25)は、周囲とのトラブルをみごとに自己演出化。前出の放送作家が話す。
「セルフプロデュースの達人でしょう。例えば、昨年11月13日の『サンデー・ジャポン』では、オリエンタルラジオ・藤森慎吾(28)の『息もピッタリ。ロケだけじゃないしね、御飯食べるの』と得意のチャラ男節の口説きトークに、『(一緒に)遊んでいるとは思われたくないんです!』と、完全拒絶。一方では、ブリっ子キャラを毛嫌いしていたマツコ・デラックス(39)には本番後に、『マツコさん、今日はたくさんイジってくれて、ありがとうございました!』と挨拶した。これにはさすがのマツコも『イジってもウマミもなければ、おもしろくもない』と戦意喪失し、『田中みな実とは共演NGになりました』と言うほどだった」
人気タレントを敵に回すのも、ある意味、計算ずくだったりして‥‥。
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