芸能

「ドラマのTBS」崩壊で頼みの綱は「MBS」!?

20150731tbs

「ドラマのTBS」の衰退が各所で叫ばれている。近年「半沢直樹」や「JIN-仁-」などの名作こそ生んではいるものの、「時間ですよ」「水戸黄門」「3年B組金八先生」といったシリーズ化につながる秀作を量産していた頃を知っている者にとっては寂しい限りだ。

 7月23日には、今年の4月期に月曜20時台のドラマ枠が消滅したのに続き10月期から木曜21時のドラマ枠までもが廃止されることが発表された。そのため、19~23時のプライム帯と呼ばれる時間帯でのドラマ放送がたったの3作品しかなくなってしまうのだ。

「TBSのドラマの今後は、MBS(毎日放送)にかかっています」

 と言って、番組制作ディレクターが続ける。

「深夜ドラマはおもしろいと思わせてくれるようになったのが、大根仁氏が演出を手がけた08年の『週刊真木よう子』(テレビ東京系)。その後も『湯けむりスナイパー』『モテキ』『まほろ駅前番外地』(すべてテレビ東京系)とヒットさせ、視聴者に深夜ドラマの存在を認知させてくれました。そこに目をつけたTBSは、系列局のMBSで小林薫主演『深夜食堂』を制作し、見事に当てました。その後も貫地谷しほり主演『女くどき飯』、山田孝之が企画から関わり主演もした『REPLAY&DESTROY』、村上淳主演『シメシ』、今期は『となりの関くんとるみちゃんの事象』と、MBS制作の大人が楽しめる深夜ドラマで起死回生を狙っています」

 深夜枠だろうが、制作局がMBSだろうが、視聴者は良質のドラマを作ってくれればそれでいいのだが。

カテゴリー: 芸能   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    デキる既婚者は使ってる「Cuddle(カドル)-既婚者専用マッチングアプリ」で異性の相談相手をつくるワザ

    Sponsored

    30〜40代、既婚。会社でも肩書が付き、責任のある仕事を担うようになった。周囲からは「落ち着いた」なんて言われる年頃だが、順調に見える既婚者ほど、仕事のプレッシャーや人間関係のストレスを感じながら、発散の場がないまま毎日を過ごしてはいないだ…

    カテゴリー: 特集|タグ: , |

    自分だけの特別な1枚が撮れる都電荒川線の「マニアしか知らない」撮影ポイント

    「東京さくらトラム」の愛称で親しまれる都電荒川線はレトロな雰囲気を持ち、映えると評判の被写体だ。沿線にバラが咲く荒川遊園地前停留所や三ノ輪橋、町屋駅前は人気の撮影スポット。バラと車両をからめて撮るのが定番だ。他にも撮影地点は多いが、その中で…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , |

    テレビ業界人が必ず見ているテレビ番組「次のブレイクタレント」「誰が最も面白いか」がわかる

    「業界視聴率」という言葉を、一度は聞いたことがあるはずだ。その名の通り、テレビ業界関係者が多く見ている割合を差すのだが、具体的なパーセンテージなどが算出されているわけではない。いずれにしても、どれだけ業界人が注目して見ているかを示す言葉だ。…

    カテゴリー: 芸能|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
【ロッテの大問題】「佐々木朗希は退化している」高木豊がズバリ断言した「欲とヤル気のなさ」
2
「ミヤネ屋」宮根誠司が女子アナとゲストを困らせた「ニュースが理解できない」事件
3
「呼び出し先生タナカSP」が「知的レベルの低い」アナウンサーホイホイだった悲哀
4
堀内恒夫委員長の発言が…巨人・菅野智之が15勝しても沢村賞「該当者なし」になる「ある条件」
5
元楽天・安楽智大「メキシコ制覇」「胴上げ投手」でも厳しい「日本球界復帰の条件」