大晦日に毎年恒例で行われるジャニーズ事務所主催の年越しライブ「ジャニーズカウントダウン2015-2016」の司会を嵐が務めることが明らかになった。
同イベント1997年からスタートし、1998年からフジテレビが生中継でテレビ放送を開始するも、昨年はテレビ放送が一時廃止。だが、今年は生中継が復活。2年ぶりの独占生中継に加え、司会に09年以来となる嵐をぶつけるなど、事務所側も相当気合いが入っているように思える。
「昨年は、近藤真彦が35周年イヤーだったこともあり、近藤のソロコンサート状態。後輩たちがひたすら近藤をアシストする内容で来場したファンにも不満を持つ人が多かったようです。現時点での出演アーティストは嵐、KinKi Kids、Hey!Say!JUMP(コンサート中継)しか発表されていませんが、昨年、一昨年と出演を見送っていた嵐の出演が決まったことだけで、一気に豪華になります」(女性誌記者)
これでファンたちの不満も無事解消! かと思いきや、この起用に難色を示す他グループのファンが多いというから一筋縄ではいかない。まず、いま最もコンサート動員力があると言われる嵐の出演により、チケット当選倍率は高騰することは間違いなし。この時点で“落選することが慣れっこ”の嵐ファン以外は勘弁してくれという気持ちが強いとか。さらにチケット問題以外にも、各グループのファンからも不満が出ている。
「来年デビュー20周年目に突入するキンキの司会がよかったです」(KinKi Kidsファン)、「嵐の派閥に属さず、SMAP派閥のキスマイは出演しないのでは?」(Kis-My-Ft2ファン)、「嵐が紅白歌合戦で司会をやらないのはカウコンを優先したから。イノッチ(井ノ原快彦)の紅白司会も穴埋めキャスティングぽくて、V6ファンはけっこう気分が乗ってないと思う」(V6ファン)などなど、さまざまな想いが交錯しているようだ。昨年で一気に評判を落としたジャニーズの一大イベント、今年の結果はいかに!?
(本多ヒロシ)