スポーツ

激震空間 プロ野球(5)球界の総額30億円「不良債権」選手を即刻処分せよ!

不良債権を生む安易な経営

 メジャー帰りの大物が不良債権と化すことも多い。

 4年ぶりの古巣復帰も、わずか2試合の登板で長らく戦列を離れていた中日・川上憲伸(37)は期待外れ感こそあるが、年俸は3000万円とリーズナブル。当たれば儲けの物件なのだ。

 一方で楽天には、昨季同様に仲よく年俸1億5000万円同士という松井稼頭央(36)と岩村明憲(33)の元メジャーコンビがいる。それぞれ長期的に一軍不在だった時期があり、成績は松井が34試合出場で31安打、本塁打4、打点10なら、岩村は11試合で2安打、0本、1打点というありさまだ。

「松井もほめられた成績ではないですが、将来の監督候補生として入団しているのはさすがで、練習は人一倍するし、若手を食事に誘うなどチームになくてはならないまとめ役となっている。一方の岩村は、開幕前に故障した右ふくらはぎの状態が芳しくなく、昨年の雪辱を晴らすはずが、バッティングフォームもメチャクチャです。本人はまだまだやれると思っていますが、陰で星野監督は『岩村は俺が欲しいと言って獲ってもらった選手じゃない』などと、責任逃れとも取れる発言をしていますね」(スポーツ紙デスク)

 不良債権が生まれる土壌は、金さえかければいいという安易な球団経営が原因だ。

 その点、「育てながら勝つ」を実践してきた日本ハムは、何事にも動じない。

「今年は武田久(33)が防御率4・26と精彩を欠いていますが、今後もダメならすぐに増井に守護神の座をスイッチする方針が確認されています。年俸が高くなればFAで出て行く選手を引き止めず、きっちりとしたビジョンを持ってスカウトと育成で強くなった自信を感じます」(前出・スポーツ紙デスク)

 そんな球団経営をする球団も存在しながら、球界にはまだまだ不良債権がわんさか。本誌が“コゲつき”認定した選手の年俸総額は軽く30億円を超える。庶民が消費増税におびえる中、下手をすれば日本の財政まで圧迫しかねないほどのムダ遣いを繰り返しては、ファン離れは加速する一方だろう。

カテゴリー: スポーツ   タグ:   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    なぜここまで差がついた!? V6・井ノ原快彦がTOKIO・国分太一に下剋上!

    33788

    昨年末のスポーツニュース番組「すぽると!」(フジテレビ系)降板に続いて、朝の情報番組「いっぷく!」(TBS系)も打ち切り決定となったTOKIOの国分太一。今月30日からは同枠で「白熱ライブ ビビット」の総合司会を務めることになり、心機一転再…

    カテゴリー: 芸能|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<寒暖差アレルギー>花粉症との違いは?自律神経の乱れが原因

    332686

    風邪でもないのに、くしゃみ、鼻水が出る‥‥それは花粉症ではなく「寒暖差アレルギー」かもしれない。これは約7度以上の気温差が刺激となって引き起こされるアレルギー症状。「アレルギー」の名は付くが、花粉やハウスダスト、食品など特定のアレルゲンが引…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<花粉症>効果が出るのは1~2週間後 早めにステロイド点鼻薬を!

    332096

    花粉の季節が近づいてきた。今年のスギ・ヒノキ花粉の飛散量は全国的に要注意レベルとなることが予測されている。「花粉症」は、花粉の飛散が本格的に始まる前に対策を打ち、症状の緩和に努めることがポイントだ。というのも、薬の効果が出始めるまでには一定…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
単なる「使い回し」で番組埋め尽くし!テレビ朝日の「傑作選地獄」がヒドすぎる
2
中尾ミエ「愛犬の遺骨を砕いていつもの散歩道に撒いた」おいおい大丈夫なのかと調べてみたら…
3
巨人・阿部慎之助監督が「非情の戦力外通告」秋広優人に高木豊が「縦振りを習ってこい」指令
4
【奇縁発覚】太川陽介が30年通うラーメン店の名前を聞いて「まさか、ホントに!?」
5
ついにJR中央線快速・青梅線「グリーン車」サービス開始で「金曜夜の車両は地獄絵図」になる