10月19日に放送された「ナカイの窓」(日本テレビ系)に、人気漫画家5人が出演し、普段表に出てこない漫画家事情を明かした。その中で漫画家の収入の話になると、あまりの金額に中居正広は「球団が買える」と驚きの表情を見せた。
「出演していたのが、『カイジ』の福本伸行先生、『刃牙』の板垣恵介先生、『ろくでなしBLUES』の森田まさのり先生と超売れっ子ですから、とんでもない額になるのは当然だと思います。番組は森田先生の印税額を約30億円としていました。大半は税金で持って行かれてしまいますが‥‥」(漫画誌編集者)
とはいえ、億単位の印税とはうらやましい限りだが、こんな収入を得ているのは一握り。一般的な漫画家は慎ましやかな生活を送っているという。
「雑誌に掲載されると原稿料が支払われるのですが、これはそれほど高くありません。仕事場の家賃や光熱費、アシスタントのギャラを払うとほとんど残りません。ですので、単行本が発売されて印税が入らないと生活していけないんです。ところが、単行本が出ずに終わってしまう漫画も少なくないんです」(前出・漫画誌編集者)
漫画家にとって一番おいしいのは、実は印税ではなくキャラクターがおもちゃやゲームになった時に入ってくるロイヤルティーなのだとか。
「鳥山明先生は『ドラゴンボール』が大ヒットしていた頃、ロイヤルティーだけで月に1億も入ってくると聞きました。それに印税が加わるわけですから、トータルでいくら稼いだのか、想像もつきません」(漫画誌ライター)
今から漫画家を目指してみますか。