のんが主役の声を演じ、高い評価を受けた映画「この世界の片隅に」が日本アカデミー賞優秀アニメーション作品賞に選出された。これをきっかけに芸能界復帰を果たしたいのが本音だろう。ところが、現実はそう簡単ではないようだ。
「彼女を女優として起用するという話はまったく聞こえてきません。彼女がやっていることといえば変なキャラクターをデザインして関連グッズを売ることとブログぐらい。唯一、彼女の話題を作ってくれるのは、NHK朝ドラ『あまちゃん』で縁のある岩手県ぐらいです」(スポーツ紙デスク)
1月16日には、岩手の農畜産物の安全性をPRする「純情産地いわて宣伝本部長」に就任。盛岡市で委嘱状を受け取ったのんは都内に移動し、岩手の畜産物宣伝に一役買った。
「以前、聞いたことのあるようなニュースに感じますよね。のんは昨年11月に盛岡で行われた『ニッポンめんサミット』のPRを担当しています。岩手県関連の似たような役ばかりやっているわけです。彼女にしてみればありがたい話だと思いますが、我々マスコミには『またか‥‥』という感じ。世間の反応も似たようなものでしょう。最近はニュースとして取り上げることも減っています」(前出・スポーツ紙デスク)
今や“岩手ローカルの地方タレント”になったのん。危機的状況を脱する日は来るのだろうか。