1月に人気バンド「Hi-STANDARD」のギタリスト・横山健との不貞が伝えられたタレントのマギー。だが発覚後もレギュラー出演を続けており、釈明会見も開かないなど、ベッキーとの違いが話題になっている。ネット上ではマギーの所属事務所が各方面に圧力をかけているとの噂もあるが、実際はどうなのか。芸能ライターが耳打ちする。
「事務所の力を理由にするのであれば、ベッキーが所属するサンミュージックだって業界内で大きな影響力を持つ老舗です。2人の差が生まれたのは事務所の違いではなく、仕事内容の違いが大きな要因でしょう。特にベッキーが“CM女王”だったことは無視できません。芸能人にとってはCM契約の違反に伴うペナルティーが最も大きな痛手となりますからね」
不貞騒動を受けベッキーは、全10社のCMを降板。さらに彼女の監修した貸衣装が撤去されるなど、CM企業側に実害を与える形となった。それに対してマギーは現在進行形のCM出演はゼロ。レギュラー番組も深夜放送の「バズリズム」(日本テレビ系)などに限られ、スポンサー企業への影響もほとんどなかったのである。
「しかもマギーにとってメインの仕事はモデルですからね。モデルに憧れる若い女性たちはタレントの不貞などほとんど気にしていないのが現実。それゆえアパレル会社側も、不貞を理由にマギーを敬遠する必要がないのです。そもそもマギーのファンには男性が少なく、不貞騒動も人気に響きません」(前出・芸能ライター)
実際のところ女性モデルでは、いきなり結婚・出産に至るケースも少なくない。それも男性との交際が普通のタレントに比べてオープンになっているからだ。タレント化を狙っていたマギーだが、“本籍・モデル”という立ち位置が今回、有利に働いたことは間違いないだろう。
(金田麻有)