「吉本の社員ですら『おかしい』と首をかしげる事態で、この一件は他の番組関係者たちにも知れ渡りました。結果、吉本の大崎社長の耳にも入ったようです。すると社長が問題視して、紳助さんを呼んで聞き取りをしたといいます」(元吉本興業関係者)
本誌が接触した複数の関係者によると、その際紳助は、大崎社長の前で、「Aはそんなことしませんよ」
と子分をかばってみせたと伝わっているようだ。
「その後もAさんは、何事もなかったかのように紳助さんの番組に関わってきました。紳助さんから寵愛を受けていた何よりの証拠でしょう。とにかく、おかしいんですよ。自分のプロダクションのタレントが出演しているわけでもないのにAさんは現場に顔を出し、紳助さんの愛車を運転する姿まで目撃されていますからね」(紳助が出演していた番組のスタッフ)
先のプロダクション関係者も言う。
「Aさんは自分のプロダクションよりも多くの売れっ子を抱える芸能プロのスタッフにも、『紳助さんの番組に使ってあげるから』などと居丈高にふるまうほど増長していましたよ」
まるで、紳助がヤクザの威を借りて威張り散らしていたのと同じ構図ではないか。
とあるテレビ局の関係者によれば、紳助親分はこうした子分たちを常に引き連れて来ていたというのである。
「側近と呼ばれるような子分たちはこれまでもいましたが、本人が飽きるからなのか数年で入れ代わっているんですよね。今はそのAさんと、やはり芸能関連事務所のBさんがお気に入りのようです」
それにしても、紳助が芸能界を引退したあともなおベッタリとは、よほどウマが合うのだろう。
「とにかくAの紳助さんに対する傾倒ぶりは尋常ではなかった。紳助さんから送られたメールを周囲に見せびらかすこともあって、そこには『心はひとつ』みたいな文言が入っていました。紳助さんがヤクザの親分さんに送ったとされる言葉を思い出しますよね。Aは今後も紳助さんの頼みなら何でも聞くのでしょう。紳助さんの言葉を芸能界にどう伝えていくか・・・・」(A氏の知人)
いまだに「親分不在」の芸能界に影響力を与え続けている紳助。A氏とともに芸能界復帰のプランを練っているのであろうか。
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