事件

紳助親分「ヤクザな肖像」(5) 紳助は釣り人になっていた?

 そんな時、本誌記者のもとに有力な情報が入った。
「紳助は大阪にいる」というのだ。確かに、人口密集地の都市部のほうが姿をくらますには最適だ。しかも紳助のホームタウン。さっそく、大阪へと向かった。
 目的地は大阪市北区の某所だ。そこにそびえ立つタワーマンションの一室に紳助が潜伏しているというのだ。記者に情報を提供したのは、在阪の民放関係者だった。
「このマンションは有効な投資先ともなっておるんですが、紳助は投資ではなく別宅として使用しとったらしい。30代ぐらいの一般女性と入っていった姿を、最近になって目撃されとるんですわ」
 さすがの親分も長引く逃避行で人肌が恋しくなったということなのか。
 ところが、待てど暮らせど紳助の姿は確認できない。本誌記者は聞き込みを開始した。すると、住民の一人がこう答えた。
「紳助? 話だけは聞いたことあるわ。ここに、板東英二(71)が部屋を持っててな。その板東に勧められて、紳助が一室買うたいうんやけど、板東は何度か見かけたことあんのやけど、紳助は見たことないな」
 プロ野球引退後は数々の事業を手がけた板東。その板東の勧めということは、このマンションは親分の投資先でしかないのか。
 記者の心が折れかけた時、またも紳助目撃情報が飛び込んできた。
 場所は淡路島である。淡路島には、紳助が所有するリゾートマンションがあることは有名な話だ。08年には司会を務めていた「行列のできる法律相談所」で淡路島を紹介している。その際、松下奈緒(26)を出演させ、みずからの別荘の周辺を案内しているのだ。
 記者は淡路島へと向かった。そして、親分の足跡を発見した。
地元漁港関係者が言う。
「あのマンションには、よくタレントなんかも訪れていたので、地元の人間は知っとりますよ。そういえば、引退後に紳助が所有するクルーザーが港を出て行くのを何度か見ましたわ。地元では『紳助丸』なんて呼ばれとってね。紳助が乗っていたか? ようわからんけど乗ってたかもしれんね」
 紳助親分は釣り人になってしまったのか。ところが、夜になっても、そのマンションの一室に明かりがともることはなかった。
 完全に〝地下に潜って〟しまった紳助親分。再び姿を現す日がやって来るのだろうか。

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