綾野剛の快進撃が止まらない。9月12日、綾野は映画「天空の蜂」の初日舞台挨拶に登場。なんとこれが「S‐最後の警官‐奪還 RECOVERY OF FUTURE」「ピースオブケイク」と合わせて3週連続の舞台挨拶だったのだ。さらに10月スタートのドラマ「コウノドリ」(TBS系)でも主演も務める。
当分の間、この勢いは止まらないと思われそうなものだが、芸能界も盛者必衰。一部では早くも“頭打ち”がささやかれているという。
「確かに女子ウケする“いい男”なのですが、顔の作りは個性的ですよね。ほかの役者とかぶらないのはいいのですが、映画にドラマ、そしてその宣伝のための番組出演で、『見飽きた』の声が出始めているんです」(広告代理店関係者)
出ずっぱりであることが、別の形でマイナスに作用しているという意見も。
「何を見ても、誰を演じても“綾野剛”が強いんですよ。脇役なら気にしませんが主役となると‥‥。その“綾野剛”が見たいファンなら問題ないでしょうけどね。今まであまり演じていないコメディタッチのキャラをやってみるか、あるいは見る人が持つイメージをなくさせるために、しばらく出演を控えるか。それくらいしてもいいんじゃないでしょうか。実は映画業界では、決して数字(観客動員数)を持っている俳優ではないという声も上がっていますから」(映画会社関係者)
仕事は選ばないスタンスだという綾野。しかし、その演技への貪欲な姿勢が、裏目に出ているようだ。