NHK朝ドラ「ごちそうさん」で共演した2歳年上の女優・杏と結婚した東出昌大。10月4日には親族を招いて都内の愛宕神社で挙式したことも明かされたが、この報道を機に一部からは「これぞ格差婚」「ヒモ旦那まっしぐら」などの冷めた声があがっている。
というのも、挙式直前の9月26日に公開となった主演映画「GONINサーガ」が映画業界が言葉を失うほどの大コケぶりで、役者としてのその存在感に疑問符が渦巻き始めていているというのだ。
「『誰も観てない!』としか言えないほどのコケっぷりです。いくら19年ぶりの続編とはいえ、そこそこ有名なGONINシリーズですし、宣伝もそれなりにしていたようにも思います。ところが週末の興行収入もすぐに発表できないほどのウルトラ大コケ。舞台挨拶の回も完売できなかったと聞きましたが、案の定、早くも2週目で上映館数が3分の1以下に減らされたようですね。大規模公開ではないので興収目標は3億~5億円程度だったでしょうが、おそらく上映終了までに興収1億円いかないのではないでしょうか」(エンタメ誌記者)
朝ドラではブレイクしたが、こと演技力という面では「背が高い意外に価値なし」「これぞ木偶の棒」「出てくるだけでダメダメ感が凄い」など、容赦ない酷評に晒されている東出だけに、男っぽさを前面に押し出した作品での映画主演を懸念する声はあった。
「向井理、福士蒼汰とともに“朝ドラ大根三銃士”と呼ばれています。実際に主演映画『S-最後の警官』を惨敗に導いた向井は“全コケの向井”と呼ばれ、映画ファンの間では総スカン状態。その3人の中でも東出は最も演技力がないとさえ言われてますから、さらに厳しいですよね。大河の『花燃ゆ』でもその棒読みぶりは苦笑を誘いましたが、そんな東出が男の美学を貫くアウトロー役を演じても“見る気が起きなかった”というのが実情かもしれません。出演作の『アオハライド』のように女性が胸キュンすればOKの軽い恋愛ものと違い、生きるか死ぬかのチンピラ映画を観る男性客の目は意外と厳しいですからね」(前出・エンタメ誌記者)
それでも“雨”という絶妙な小道具を使い、役者の大根ぶりを可能な限り隠した石井隆監督の手腕を評価する声も聞く。しかし、東出の名前でまったく客を呼べなかったことは事実。この秋、最悪級のウルトラ大コケであることには間違いない。
「確かに近い将来“格差婚”と揶揄される最有力候補かも。奥さまの杏は男女問わず好感度が高く、これからも地道に仕事をこなしていくと思います。でも旦那の東出さんはこのままではシリアスな役はできませんし、渡辺謙さんの“息子”なのに役者としてはキビしいかな~(笑)。本当に笑っちゃうぐらいお芝居が下手ですもんね。女性誌の読者からも『黙って立っているだけがいい』と言われています。10年後ぐらいに世間から“ヒモ旦那”呼ばわりされなければいいのですが‥‥」(女性誌記者)
「ヒロイン失格」出演でさらに人気爆発の山崎賢人をはじめ、朝ドラ出身イケメンたちのバブルはまだまだ続いているようだが、あくまで女子人気レベルでの話。東出も来年公開の話題作がまだ控えてはいるが、朝ドラでブレイク=一人前の役者と楽観していると、メッキはいとも簡単に剥がれてしまうかもしれない。
(水谷とおる)