「マッチだけ特別扱いを強調するのはヤメろ!」
アンチジャニーズが歌番組での近藤真彦のパフォーマンス時のスペシャル待遇にかなりご立腹状態だ。
問題となったのが2日に放送されたフジテレビの毎年恒例の冬の音楽特番「FNS歌謡祭」でのこと。
デビュー35周年のアニバーサリーイヤーに突入している近藤は、昨年の同番組では目玉としてSMAPや嵐をはじめとした14組の後輩グループとコラボして7曲にも及ぶスペシャルメドレーを披露しているが、今年はやや控えめとなり綾小路翔とのコラボなど3曲のメドレーだった。
尺は控え目になったことで一安心かと思いきや、その分、内輪ノリが凝縮され圧倒的にウザくなってしまったとの声が浮上。というのも、アーティストのパフォーマンス中は他のアーティストたちがテーブルに着席して見守るというのが同番組のスタイルなのだが、マッチのステージのときに限り、ジャニーズの後輩たちがステージ前のテーブルを陣取り、総立ちで必死にパフォーマンスを盛り上げたのだ。ジャニーズファンにとっては好きなメンバーのノリノリなテンションが見られるため満足な演出だったようだが、ジャニオタ以外の視聴者の多くがその異様な光景に「ハッキリ言って気持ち悪い」「観ていて吐き気がした」「まるで宗教のようだった」など、苦情を訴えている。
「歌唱後のMCトーク中にはアンコールをするなど、内輪ノリが行き過ぎです。それにジャニーズ以外の出演者は後方で座ってステージを見守っていたため、会場の盛り上がりも綺麗に二分割。テレビの前のお茶の間もそうなっていたのではないでしょうか。また、昨年のコラボも事務所の派閥関係を完全に無視しての夢の共演でしたからジャニーズファンたち“だけ”は大喜びだったようですが、多くの視聴者はシラけ気味だったようです。その証拠に同番組史上最低視聴率を記録。その戦犯とも言える人物のパフォーマンスを今年もここまで異常に盛り上げる演出には、どんな政治力が働いているのかと疑問しか湧きませんね」(テレビ誌記者)
ネット上でも「いい歳した連中が野球部ノリでやってんじゃねえよ」「変な宗教団体みたい」と批判が集中している。マッチは紅白にも出場するが、その“政治的”ノリが心配になってきた。
(佐伯シンジ)