ASKAが1月9日に公開した暴露ブログが話題だ。マスコミの注目が法律違反の薬物や幻覚症状に向けられるなか、ファンの興味は不仲説を噂されるチャゲとの関係に集まっている。ブログではさぞやチャゲへの不満が山積みではと思いきや、ほとんどチャゲについては触れられていないのだ。音楽ライターが説明する。
「チャゲに対する文句と言えそうな箇所は、イギリスでのライブ用の編曲をチャゲ抜きで行い、『つまらないところでぶつかることがなくなる』と書いてあるところくらいでしょうか。他の箇所についても、事務所社長らと横並びで物語の登場人物としての描写しかなく、ファンとしては拍子抜けするほどですね」
となると、不仲説というのはウソなのか。それともASKAは何かを隠しているのか。音楽ライターはこんな見立てを教えてくれた。
「もともとチャゲ個人に対して薄かった興味が、すっかりなくなってしまったんでしょうね。別に嫌いになったわけでもなく、かつての同僚でしかないのかもしれません。そもそもブログの主題である薬物事件や、ネットで監視されているという幻覚症状にチャゲは関わっていないわけで、現在のASKAにとっては関心の外にあるということかもしれません」
ちなみにチャゲアス楽曲の多くはASKAが作詞・作曲しており、音楽活動への復帰後にそれらのヒット曲を歌う際には、チャゲの了承を取る必要はない。ファンのなかにはチャゲアス復活を期待することも少なくないが、どうやらASKAにはその気はまったくなさそうだ。
(金田麻有)