9月15日発売の「週刊文春」で、タレントの磯野貴理子が長年所属していた芸能プロダクション「石井光三オフィス」を8月いっぱいで退社していたことが報じられた。
石井光三オフィスは、かしまし娘のマネージャーをしていた石井光三氏(故人)が77年に立ち上げた老舗の芸能事務所だ。
「かつてはコント赤信号を筆頭に多くのお笑い芸人が所属していましたが、近年はブレイクするタレントも少なく、ラサール石井、磯野貴理子、内山信二が先頭に立って事務所を引っ張っていました。それだけに、レギュラー番組も持つ磯野の突然の独立は、会社にとっても大きな痛手でしょう」(芸能ライター)
石井光三オフィスといえば先日、婦女暴行事件で逮捕された俳優の高畑裕太を解雇した事務所だ。
「一説には高畑の賠償金、そしてCMスポンサーなどへの違約金は5億円とも言われ、その何割かを事務所が負担するのではと噂されています。そのタイミングで事務所のエースが袂を分かつことになり、経営危機に陥るのではないかという声もあがっていますよ」(芸能関係者)
昨年1月、83歳でこの世を去った石井光三社長は、草葉の陰で何を思うのだろうか。