難航し続けた来年1月の木村拓哉主演ドラマのヒロインが、ついに竹内結子に決まったようだ。
11月2日発売の「週刊文春」によると、竹内のほかにも木村文乃、菜々緒、松山ケンイチ、浅野忠信、山崎努、笑福亭鶴瓶など、豪華すぎる布陣。さらには、断られはしたものの、加藤綾子にもレギュラー出演をオファーしていたという。
年内でSMAP解散するキムタク最初の仕事とあって、注目を浴びていたが、一連の騒動で「裏切り者」のレッテルを貼られた影響からか、人気が急落。TBSの看板枠である「日曜劇場」にもかかわらず、直前までヒロイン役が決まらない異常事態となっていた。
「やはり、マネージャーだったI女史の退社は痛かった。彼女なら出演を決める際にはヒロインまでセットで根回しをしておいたはず。これほどバタバタすることもなかった。当初、木村サイドから共演女優として提案された綾瀬はるかや吉高由里子、石原さとみなどの女優からはけんもほろろに断られ、制作サイドがようやく1本釣りした竹内結子は、“バツイチでイメージが悪い”という理由から木村サイドがNGを出したとも言われていました。しかし、フタをあけてみれば、竹内に落ち着いたということは、“時間切れ”だったのでしょう」(芸能記者)
キムタクと竹内といえば、04年の「プライド」(フジテレビ系)で共演、平均視聴率25%を獲得している。「2人とも当時からは人気は下降。竹内は演技力こそ評価されていますが、“36歳バツイチ”で、果たしてどこまでヒロインとして視聴者の興味を引けるのか疑問です」(テレビ誌ライター)
新ドラマは医者モノということで、今期絶好調の「ドクターX~外科医・大門未知子~」(テレビ朝日系)と嫌が応にも比べられてしまう。この豪華共演陣を配し惨敗となれば、キムタクも言い訳はできないだろう。「敗因」は“カトパンに逃げられたから”なんてことにならなければいいが‥‥。