結成からもうすぐ1年半が経過するということもあり、メンバーたちのグループ内でのポジションが確立してきた欅坂46。歌唱力のあるメンバー、ファンサービスが好評のメンバー、バラエティ担当のキャラの立ったメンバーなど、それぞれの個性が徐々に明らかになってきたところだ。
「やはりデビューシングル『サイレントマジョリティー』から3rdシングル『二人セゾン』までの全シングルでセンターのポジションについている平手友梨奈は圧倒的な“グループの顔”といっていい存在でしょう。間違いなく認知度はグループNO1で、お茶の間では平手しか知らないという人も多い。しかし平手以外のメンバーのキャラも濃く、握手会などでのファン対応から、欅坂の“釣り師”と呼ばれるのは地下アイドル出身の今泉佑唯。大人のファンが多いクールビューティーで、“ザ・クール”というコンビ名で呼ばれる志田愛佳と渡邉理佐。その他でも、口数がとにかく少ないミステリアス美女の渡辺梨加や、ムードメーカーでありお笑い班の織田奈那、運動神経抜群で勝負事には常にガチな守屋茜などバラエティ豊かな面々が揃い、ようやくそのキャラがファンに伝わり始めています」(アイドル誌ライター)
実は、欅坂ではいまだキャプテンが決定しておらず、誰がグループをまとめあげるポジションにつくのかにも注目が集まっている。
「キャプテン候補として一番有力視されているのがグループ最年長21歳の菅井友香です。菅井は乗馬が趣味で、軽井沢に別荘があったり、しゃべり方が丁寧なことからお嬢様キャラが定着していますが、キャプテンシーも備わっている。先月24日~25日に行われた欅坂初のワンマンライブでも安定感抜群のMC力を見せていましたし、ライブ前の円陣の掛け声も菅井が担当でしたから、ファンの多くが菅井キャプテンを予想しています」(前出・アイドル誌ライター)
ちなみに、お姉さんグループの乃木坂46は、結成から半年ほどで桜井玲香が暫定キャプテンに任命され、そこから4カ月ほどで正式なキャプテンに就任していた。あえてキャプテン不在にして、メンバーそれぞれが責任感を持つべきという旨のコメントを平手が雑誌インタビューで答えていたこともあっただけに、はたして欅坂からキャプテンが誕生する日が訪れるかどうかは未定のままだ。
(石田安竹)