脳科学者・茂木健一郎が日本のお笑いを「オワコン」(終わっている)とツイートし、お笑い芸人やファンから非難を浴びているが、同じお笑い界でも茂木の言葉を冷静に分析する人も。
「落語家の立川志らくはツイートで『現在のテレビでもてはやされている使い捨てにされている若手のお笑い芸人に対して』に関してなら同調する部分はあるとし、『落語や喜劇は笑いが目的ではなく手段なのです。お笑い芸人は笑いが目的になってしまっている』と分析しています。さらに『茂木健一郎さんと芸談したら面白そう。脳科学から考える喜劇論、落語論』としてオファーをしているそうです」(エンタメ系ライター)
映画を落語にアレンジした「シネマ落語」のほか、劇団を主宰し、映画も撮るなど多彩な才能を持つ志らくだけに、茂木の「お笑い批判」にも幅広い角度から分析できるのだろう。
茂木の発言に対して、爆笑問題の太田光をはじめ何人かのお笑い芸人が反論しているが、ぜひとも多くの芸人に持論を展開してもらい、日本のお笑いとは何かを掘り下げてみてほしいものだ。
(伊藤その子)