来年3月末での終了が発表されたフジテレビ系「めちゃ×2イケてるッ!」。11月27日、都内で行われたイベントでは“元めちゃイケメンバー”の芸人・三中元克が登壇し、番組への思いを語った。「6年間もレギュラーだったのに連絡がない」と語り、「最終回までに一度番組に出して欲しい」と胸の内を明かした三中。2010年に「めちゃイケ」のオーディションで合格したことにより、お笑いの道に進むことになった三中だが、同番組の終了に合わせ、彼のもとに“ある意見”が集まっているという。
「『めちゃイケ』の終了が決まってから、三中に“芸能界引退”を勧める声が芸人仲間たちから寄せられているんですよ」と語るのは、お笑い関係者。芸人としての三中について「『めちゃイケ』の後ろ盾がなければハシにも棒にもかからないレベル」と同関係者は指摘して、さらにこう続ける。
「今の実力のままでは売れる目はない。彼の芸人仲間の言うとおり、番組が終わると同時に芸能界から身を引くのが本人にとっていちばん幸せかもしれません。去年から三中は放送作家の鈴木おさむ氏が経営する中目黒のちゃんこ屋でバイトをしていて、そこでの働きぶりが評価されている。『芸人よりちゃんこ屋のほうが向いているのでは?』との声も多いんですよ」
「めちゃイケ」が生んだ芸人・三中元克。番組の終了は彼の人生にとっても大きなターニングポイントとなりそうだ。
(白川健一)