プロ野球界でも発覚した違法オンラインカジノ問題が、12球団を揺るがせている。利用を認めたオリックスの山岡泰輔はすでに活動自粛。NPB(日本野球機構)は他にもオンラインカジノを利用したことがある選手がいれば、自主的に名乗り出るよう、全球団に呼びかけている。
そうした状況下で「週刊文春」が「巨人の若手有望株A選手」「他球団のバリバリレギュラーで、東京五輪代表に選ばれたB選手」がオンラインカジノを利用していたと報じている。
具体的な名前は明かされていないが、野球ファンの間では人物を割り出す動きが出ている。
その考察によると、まず東京五輪代表にはDeNA、中日、オリックス、日本ハム、ロッテから選手は選出されていない。さらにA選手が所属する巨人を除けば、残りは6球団。東京五輪には計13名の野手が選ばれており、巨人の甲斐拓也と坂本勇人、メジャー組の吉田正尚、鈴木誠也を除外すれば、最終的に9人に絞られるという。
野球ファンであれば、代表に選出された選手はすぐに思い浮かぶだろう。阪神・梅野隆太郎、ヤクルトからは山田哲人と村上宗隆、西武・源田壮亮、楽天・浅村栄斗、広島・菊池涼介、ソフトバンクは近藤健介、柳田悠岐と栗原陵矢となる。
あくまでも記事をもとに消去法で残ったメンバーではあるが、この中で「バリバリレギュラー」に当てはまるのは…。
「栗原がこのタイミングで突如としてSNSを閉鎖し、モデルの妻も同時に栗原とのツーショット写真をSNSから削除してしまった不可解な動きが、どうにも気になりますが…」(球界関係者)
いずれにしてもNPBは、全球団からの報告がまとまり次第、適切に対応していく」と説明しており、早ければ週末にも聞き取り調査の結果が発表される。もし自分の贔屓チームの選手の名前が明らかになったら、少なからずショックを覚悟しなければならないだろう。
(ケン高田)