2月27日にビデオリサーチが発表した25年1月度の「テレビタレントイメージ調査」で、通算5回目の1位を獲得した女優の新垣結衣(36)。さすがの人気というべきだが、疑問の声が上がっているというから穏やかではない…。
新垣は、昨年2本の映画に出演したのみでドラマ出演は23年の「風間公親-教場0-」(フジテレビ系)まで遡る。出ずっぱりの吉岡里帆(32)や川口春奈(30)を抑えて、なぜ活動をセーブしている新垣が1位となったのか、という点が大きな疑問として残るのだという。広告代理店関係者が「しごく当然の結果」として分析するには、
「長らく知名度・好感度ともに高い新垣が1位に入ったのは妥当な結果です。ビデオリサーチのイメージ調査は、タレントの起用を検討するスポンサー企業が参考資料にするためのもの。直近の目立った活躍よりも『クリーンさ』『無難さ』『炎上リスクの少なさ』の高い芸能人が上位に来る調査になっているんです」
さらに、ここ数年のドラマ出演がなくても、まったく影響を及ぼさないのは調査の仕組みによるもので、「このタレントを知っているか」「このタレントのイメージは好ましいか」をベースに、12歳から69歳までの幅広い世代の男女を対象に調査しているというのだ。
「アサヒ飲料や明治、コーセーなど、大手企業のCMに多数出演している新垣にポイントが入るのは自然な話なんですよ」(前出・広告代理店関係者)
近年では、若年層の関心がテレビよりもユーチューブやティックトックなどネットメディアに移っていて、10代にテレビタレントが認知されにくくなっている。しかし新垣は、例えば「ニンテンドースイッチ」のゲームソフトのCMに出ていることで子供たちにも知られている。つまり、多くのCMに出演し、幅広い世代に認知されていることで、よりいっそうCMに起用されて知名度が上がるという好循環が起きている。
それに加えて夫・星野源(44)の「不倫疑惑」がネットで拡散された際の対応も、世間に好印象を与えることとなった。芸能関係者が引き取って語る。
「昨年5月にXで数百万フォロワーを抱える暴露系インフルエンサーが、星野とNHKの林田理沙アナ(35)がダブル不倫の関係にあるとほのめかした際は、新垣の『トラブル対応力』の高さが光りました。彼女は星野のラジオに電話で飛び入り出演して『今回のことで噂されていること、騒がれていることに事実は一つもありません』と自らの口でキッパリ否定。デマであることを明確に伝えたのです。この対応は彼女のスポンサーにとっても理想的なものでした」
新垣がスキャンダルへの機敏な対応力を見せつけた一方、週刊誌報道のアオリをモロに食った人気女優も。
「今回の調査で興味深いのが、前回年7月度で6位だった橋本環奈(26)がランク外だった点です。現在放送中の朝ドラ『おむすび』(NHK)で主役を務め、国民的女優の仲間入りを果たしたこのタイミングでのランク外ですからね。昨年月に報じられたマネージャーが大量退社したとする『パワハラ報道』が影響したのでしょう」(前出・広告代理店関係者)
まだまだ新垣の天下は揺るぎそうにない。