歌手でタレントのDAIGOが、3日放送の「ラストキス~最後にキスするデート」(TBS系)で初MCを務めた。芸能人の男女が1日限定カップルとなってデートをし、最後にキスをするという擬似恋愛ドキュメント番組だ。その起用の舞台裏についてテレビ局スタッフはこう話す。
「DAIGOさんはスタジオゲストとVTRを見守り、恋愛トークを繰り広げました。進行をしつつ、ゲストの恋愛観を引き出すなどなかなか上手だったと思います。今回の起用は『擬似恋愛ドキュメントなので、恋をしている人にMCをやってもらおう』と、女優の北川景子さんと熱愛中のDAIGOさんの名前が挙がりました。あまり下品な感じのトークになっても困りますが、彼は清潔感があり、たとえ下ネタを話しても下品になりません」
現在、DAIGOは3月30日にスタートした朝の情報番組「白熱ライブ ビビット」(TBS系)の火曜日のコメンテーターとしても出演しており、TBSはDAIGOの起用に積極的だ。それには理由があると芸能関係者は語る。
「DAIGOと北川の結婚披露宴を独占するのが狙いです。生ではなく一部をVTRで放送するくらいでしょうが、芸能人の熱愛がこれほど好感を持たれるのは最近では稀、実現すれば注目を集めるのは間違いない。それが無理でも、独占インタビューができれば御の字というわけです」
二人の出会いは11年に放送されたTBS系のドラマ「LADY~最後の犯罪プロファイル~」。また、DAIGOのドラマ初出演(03年)もTBSで、本人も思い入れの強い局だという。
「北川さんはテレビ、映画ともにTBS制作の作品にはあまり出演していませんが、デビュー作である03年の『美少女戦士セーラームーン』を制作したCBCはTBS系列。当時、CBCで北川さんと親交のあったスタッフが何人かTBSに移っているなど、こちらも結びつきがあります」(前出・芸能関係者)
北川との結婚間近と言われるDAIGO。披露宴中継も視野に入れてのキャスティングとは、いやはやテレビ局はしたたかである。