宇多田ヒカルが7月3日、第1子である男児を出産したことをホームページで発表した。さらに、音楽活動についても「妊娠中、新しいアルバムを制作してました。完成までまだちょっと時間がかかりそうだけど、続きに取り掛かるのが楽しみで、早くみんなに届けたいと思ってます。もう少し待っててね!」とつづった。
それに対して噛み付いたのが和田アキ子。7月5日放送の「アッコにおまかせ!」(TBS系)で、「妊娠したことも言わなかったのに、どうして産んでから‥‥。やっぱり新曲のプロモーション?」と手厳しいコメントをしたのだ。
「和田さんのコメントももっともでしょうが、ホームページをよく読めば『アルバムの完成までにはまだ時間がかかりそう』とありますからね。そんなツッコミがある一方で、音楽業界の先輩たちは宇多田に優しいですよ。宇多田は音楽界において革命的な存在だと思っているミュージシャンが多いんです。井上陽水は以前、『The Covers』(NHKBSプレミアム)で宇多田の『SAKURAドロップス』をサルサ調にアレンジしてカバー。人間活動を優先して表舞台に出てこない彼女をチクリと刺しながらも、『だからボクがこうやってカバーしたりして忘れさせないようにしないと』と茶目っ気いっぱいにエールを送っていました」(音楽プロデューサー)
「人間活動」という名のもとに音楽活動を休止している宇多田をよく思わない人間も多いだろうが、それ以上に復帰を待ち焦がれる味方もたくさんいるようだ。