「解散しない」という言葉が本人たちから聞けないまま、なんとなく通常運転に戻った感のあるSMAP。どうやらモヤモヤした気分を引きずっていたのはファンだけではなかったらしい。「テレビの視聴率に対して、ラジオには聴取率があるんですが、1月23日に放送された『中居正広のSome girl’ SMAP』(ニッポン放送)の聴取率は、通常の1.5倍ほどあったようです」
と言うのはラジオ構成作家。解散報道第一報が出た直後の1月15日に放送された「木村拓哉のWhat’s UP SMAP!」(TOKYO FM)では、木村自身が「ちゃんといつか自分の言葉で話せる時が来たら、その時はこの“What’s”でお話しさせていただきたいと思っております」「信じてついてきてください」と話したため、SMAPのリーダーである中居が、今回のラジオ出演で何か言うのではと期待されていたのだ。
「この放送は生謝罪をした翌日の19日に収録されたものですが、中居は分裂騒動について何も触れなかった。ところが『世界に一つだけの花』『夜空ノムコウ』『STAY』の順番で自身らの曲をかけたことで、『やっと安心できた』『不安が吹き飛んだ』など喜びの声が集まった。なにせ最後の『STAY』という曲の歌詞が『いろんなことを乗り越えて50年このまま一緒にいよう』という内容ですから、中居からの具体的な言葉はなくとも、強いメッセージを感じたんでしょう」(前出・ラジオ構成作家)
黙して語らずとも気持ちは伝わったということか。