タレント・岡本夏生が4月中旬に放送された情報番組の取材を受けた際、「私はもう、テレビの世界に出ることはほぼないと思うので。イベントをやったり、地道に自分の等身大の活動を、食べられる程度で頑張っていければいい」と、事実上の“テレビ引退宣言”をした。
岡本といえば、レギュラーを務めていたTOKYO MXの「5時に夢中!」を3月29日に突然降板。一時は音信不通となり、“失踪騒動”となった。
その後、岡本は自身のブログで〈この度は、ご迷惑と、ご心配をおかけして、ほんとうに、ほんとうに、すみませんでした〉と謝罪。5月2日にファンを無料招待する「1人大反省会イベント」を開催することを明かした。
そもそも、今回の騒動の発端は「5時に夢中!」の電撃降板騒動にある。岡本の降板については、一部では岡本が番組内で落語家・桂文枝の不貞騒動に触れ、文枝の過去の女性関係をにおわせる発言をしたことや、岡本がインフルエンザに感染しながら同番組に出演したことに対し、妻の北斗晶が乳がんで自宅療養中の佐々木健介がうつされでもしたら取り返しがつかない可能性があると激怒したといった説も噂された。だが、同番組の関係者はこう語る。「過激な言動の数々で知られている岡本さんですが、仕事に対してはかなり真面目な方です。そのぶん、周囲のスタッフに求めるハードルも高い。今回の降板騒動に関しても、岡本さんにしてみれば、うちの番組スタッフがもっとしっかりと対応していれば、ここまで騒動が大きくなることはなかったという憤りに近い感情があるようです」
そうした中、岡本が5月に開催するイベントにはゲストとして、同じくレギュラー出演していた同番組を降板している中村うさぎが出演することが発表されたが、舌鋒鋭い2人の矛先は因縁浅からぬ同番組に向かいそうだ。
(しおさわ かつつね)