日本人の死因の統計では、約4人に1人が心筋梗塞などの心疾患と、脳梗塞などの脳血管疾患で亡くなっているのをご存知ですか?実はこれらは心臓や脳の病気ではなく「血管事故」と分類されるように「血管の病気」であり、いまやがんにも匹敵する死因となっています。
血管の事故と聞くと、一般的に“冬の寒さ”に起因するイメージを持つ人が多いと思われますが、なんと「血管事故」は季節を問わず、むしろアサ芸世代にとって「暑い夏こそ危ない!」という意外な事実があるのです。
脳血栓の季節別発症頻度を調べたデータでは、春・秋・冬を抑えて最も発症が多い季節は夏となっています。その大きな要因は、暑さによる「脱水」と「カチコチ血管」。
私たちの血液は、脱水により中の水分量が減少し、粘度の高いドロドロの状態になります。さらに、中高年になると多くの人が生活習慣病や喫煙、ストレスなどにより「血管の老化」が進み、「カチコチ血管」と呼ばれる硬く厚い状態になっています。この硬く厚く詰まりやすい血管に、ドロドロになった血液が流れることが、夏の血管事故を引き起こすのです。
たとえば、昼の外回りで水分が失われているなか、暑さにかまけて晩酌のビールを2杯、3杯と重ねると、お酒の利尿効果と寝汗で血液中の水分はカラカラ。さらに、普段から不規則な生活や偏った食生活、喫煙などを続けてカチコチになった血管が重なると…。
そんな夏の血管リスク対策としては、こまめな水分補給と塩分摂取が基本。しかし、働き盛りのアサ芸世代にとっては、こうした応急処置に加えて、“血管自体の若返り”が非常に大切といえるでしょう。
それが、中高年の間で近年急速に関心を集めている「血管年齢」のケアという考え方。いわば血管の老化を加速させず、年相応の状態を保つために、血管を柔軟性のあるしなやかな状態へとケアすることなのです。
その血管の老化対策として、いま期待が高まっている機能性成分が、「年齢ペプチド」。「年齢ペプチド」は乳酸菌飲料「カルピス」のもととなる「カルピス酸乳」の生理機能の研究から生まれた貴重な成分です。研究(下のグラフ参照)によると、「年齢ペプチド」を8週間摂取した結果、血管の柔軟性が改善され、血管がしなやかになり、実際に検査の結果、血管年齢も若返ることが明らかになっているとのこと。
しかも、中高年を悩ます血圧についても、低下したデータが確認されており、健康診断で“高血圧ぎみ”と指摘された人にはまさに朗報と言えるのではないでしょうか。
ほかにも「年齢ペプチド」の摂取と運動を組み合わせることで、より血管のしなやかさが改善することがわかっているなど、さまざまな結果から「年齢ペプチド」が血管の老化=動脈硬化の予防に期待できると、専門家からも注目されているのだそうです。
いまや健康意識の高い働き盛りのアサ芸世代たちの間でもクチコミで広がっているという「年齢ペプチド」。もし、あなたも最近自分の血管年齢に不安を感じているならば、血管の名医である東京医科大学客員講師/池谷医院院長・池谷敏郎先生監修による「血管リスク度チェック」を試してみてはいかがでしょう?
※1 出典:2014年「厚生労働省 人口動態統計」を一部改変
※2 出典:瀧澤俊也.脳卒中データバンク2015より改変
※3 出典:2014年「厚生労働省 人口動態統計」を一部改変
※4 出典:T Nakamura. et al.: Atherosclerosis, 219, 298-303 (2011).データ改編
出典:「カルピス」由来健康情報室