芸能

「賛否の女王」広瀬すずをまるっと大解剖(映画編)デビュー作はクレジットが入らなかった?

20160919hirosea

 6月に18歳の誕生日を迎え、誰よりも目まぐるしい高校生活を送ってきた彼女。あっという間に若手女優のトップへと駆け上った広瀬すずの仕事と評判を全方面から解剖する!

 主演女優4人の一角を担った映画「海街diary」では各映画賞の新人賞を総なめし、初の単独主演映画となった「ちはやふる」も話題作となるなど、若手随一の実力派女優として評価は高まる一方だ。CMについても起用企業数で1~2位を争い、10代にして早くもCMクイーンの一角に君臨。そんな広瀬はいま、最も注目されている若手女優の一人だと言っても間違いないだろう。

 ところが、女優デビュー作では公式サイトに名前が載っていなかったのだから驚きだ。13年公開の「謝罪の王様」では、作品中で製作される劇中映画「AWAITS 愛の四丁目、そして、はやぶさ」に出演。これではクレジットが残らないのもしょうがないが、当の本人はブログに「初映画! 初撮影はこれなんです」と綴るなど思い入れは強かったらしい。今となってはぜひフルバージョンを製作してもらいたいものである。

 15年公開の「海街diary」では、綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆との4姉妹役で主演。父親の葬儀で3人の姉と出会い、一緒に暮らし始める腹違いの末っ子という難しい役どころだった、そんな物語のキーパーソン的な役割を着実にこなしたことで評価は急上昇。数々の映画新人賞へと繋がった。

 同時期にはアニメ映画「バケモノの子」で声優に初挑戦。まだ知名度は低かったが「初々しさがいい!」と観客には好評で、細田守監督も演技を絶賛するほどだった。

 そして「ちはやふる」での好演と高評価もあって、いまや若手女優の代表格へと成長した広瀬。今後は公開中の主演作「四月は君の嘘」ではバイオリンを、来春の「チア☆ダン」ではチアダンスと、百人一首に続く新たな分野にチャレンジする。9月公開の「怒り」では完成披露試写にて、演技に苦戦したと告白。18歳の若さで様々な役に挑戦し、結果を残し続ける広瀬は、今年後半以降も日本の映画界を騒がし続けそうだ。

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