53歳のベテラン俳優、木下ほうかがネット上でとんだ風評被害に遭っている。いつの間にか不貞騒動に巻き込まれたあげく、男色疑惑まで持ち上がっているのだ。芸能ライターがこう苦笑いする。
「発端は有名ユーチューバーの“はじめしゃちょー”に不貞疑惑がもちあがったこと。その不貞相手が大食いで知られる女性ユーチューバーの“木下ゆうか”だったことから、一字違いの“ほうか”と勘違いする人が続出したのです。おかげでネット上では“ほうか”がプチ炎上する始末。まさに風評被害というしかなく、実に気の毒な話です」
しかし、はじめしゃちょーがユーチューバーとしてはトップ級の知名度を持つとはいえ、活躍がネット上に限定される人物の不貞騒ぎがそんなに大事になるものなのだろうか? ネット事情に詳しいIT系ライターが解説する。
「今どきの中高生はテレビよりネット動画を観る時間のほうが長く、ユーチューバーはもはや著名芸能人と一緒の存在です。今回の不貞騒動を巡っても、ネット的には『木下ゆうかに似た名前の俳優がいる』という認識になっているんですよ」
ちなみに不貞騒動中のネット検索回数をくらべると、「木下ゆうか」が「木下ほうか」を7倍以上も上回っているのが現実だ。ほうかもまさか、ネットでは自分が大食いユーチューバーに大差を付けられる程度の話題性だとは思ってもみなかったことだろう。
(金田麻有)