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記事全文を読む→「蜂に刺されたら尿をかける」は大間違い!実はキケンな「応急処置」
この夏も各地キャンプ場で「蜂に刺された」という被害が報告された。
「スズメバチはもともと攻撃性の高い蜂なのですが、夏~秋にかけて攻撃性がさらに高まります。家の軒先や樹木などにも大きな巣を作りますので、レジャーの時だけでなく、この時期は日常的に注意したほうがいいでしょう」(リハビリテーション科医師)
蜂に刺された時の応急処置といえば、尿をかけるというのが広く知られているが……。
「尿=アンモニアという発想から出た民間療法ですが、アンモニアは体内で尿素に変わって排出されるものです。つまり、尿を患部にかけたところで何の意味もありません。キレイな水で洗い、病院に行ってください」(前出・医師)
この際だ、やったら逆効果な民間療法について聞いておこう。
●鼻血が出たら、首の後ろを叩く
鼻血が出た時は、まず鼻の上の方を指で圧迫して、下を向くように。首の後ろを叩くと、鼻の粘膜やその下の血管を刺激して、さらに鼻血が出てきます。上を向くのも、血液が鼻腔に溜まってしまうのでやめましょう。
●突き指をしたら、指を引っ張る
突き指とは、指関節の捻挫や脱臼。腱の断裂などのことを言います。引っ張ってしまうと、切れ掛かっていた腱が完全に切れることもあるので危険なのです。突き指したらまず冷やして、動かさないように固定してください。
●タンコブができたら、砂糖水を塗る
医学的には何の根拠もない治療法です。もし、砂糖にタンコブに効く作用があるとしても、塗るだけではタンコブの皮下出血部分まで浸透しない。そんな無駄なことをせずに、氷などで冷やしてください。
●マムシに噛まれたら、口で毒を吸い出す
毒蛇に噛まれたら、とにかくすぐに病院に行って血清(解毒剤)を注射してもらうのが先決。口で吸うと、口内の細かい傷からも毒が入ってしまう可能性があります。女性にやってカッコつけたい時は、わざと傷口と違うところを吸って、病院に着くまでプラセボ効果で安心させることくらいはできるかも知れません。
●ウオノメができたら、ニラの葉を揉んで塗る
ニラにウオノメを柔らかくする効果があることは、医学的根拠はありません。むしろ、よけいな細菌が入ってしまう可能性もあるので、オススメしません。
●痔になったらイチジクの汁を塗る
痔の治療には、まず消毒。イチジクの汁を塗るとよけいな細菌が入るほか、人によってはアレルギー反応を起こす可能性もありますので、止めてください。
子供の頃から「当たり前」と思い込んでいた応急処置。過ちを犯すことのないようぜひ、頭に入れておいて欲しい。
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