ギネスブックにその名をとどめる「笑っていいとも!」が3月一杯で終了したタモリ。32年間続けられたのは、健康管理もさることながら、スキャンダルがなかったことも理由のひとつに挙げられる。しかし、そんなタモリにも過去に一度だけ表沙汰になりそうになったスキャンダルがあった。
「30年ほど前、青山のホステスが歌ったり踊ったりしてパフォーマンスを見せて盛り上がるクラブがあって、そこで働く20代半ばでスタイルのいい美人の“ひとみちゃん”という女性とタモリが深い仲になったことがあった。仲間の間では公然の秘密だったのですが、バレて雑誌の記事に載りそうになった。その時、編集部に乗り込んで土下座して記事を差し止めたのが、事務所の社長でした」(写真誌記者)
その甲斐あってスキャンダルが表沙汰になることもなく、番組は32年の長きに渡って続くこととなる。しかし、番組が終わらざるを得なかったのも事務所の問題が絡んでいたという。
「番組終了の理由として、タモリの高額なギャラがネックになったと言われていますが、本当はタモリ本人より、制作協力費として支払われる事務所へのお金が高額で、番組終了の引き金を引いたと言われています」(テレビ局関係者)
事務所の高額な制作協力費のおかげで番組が終わったのでは、視聴者も納得いくまい。しかし、この話にはこんなオチも付いている。
「タモリの所属事務所も、今では堺雅人や夏目未久といった売れっ子が出て来た。そのおかげでタモリも晩節を汚すことなく、『いいとも!』を卒業できたという声も聞かれていますよ」(前出・テレビ局関係者)