まさか“NOスキャンダル女優”に、4年も前からカレシがいたとは──。相手も大物だけに、完全なる「密愛」だったようだが、突然発覚した余波で、周囲から恨み節にも似た声が飛び交っているのである。
「禁断愛」と称し、堀北真希(25)と嵐・櫻井翔(32)の交際をスクープしたのは、7月19日付の東京スポーツだった。
記事によれば、2人の交際は、共演を果たしたドラマ「特上カバチ!」(TBS系)が放送された10年から続いているという。4年もの長きにわたって隠密に続けられてきた交際だったが、今年3月、櫻井がジャニーズの仲間内のパーティに堀北を同伴したことから噂は広まったようだ。
堀北と櫻井の熱愛を交際当初から取材し、先のパーティについても概要を知る、フリージャーナリストの片岡亮氏が解説する。
「2人がつきあっているとの情報は、すでに4年前から出ていましたね。ジャニーズに近しいマスコミの間では公然の秘密でした。実際、密会をキャッチしようと張り込みに動いた媒体もあった」
それでも決定的な証拠が出ることはなく、これまで関係が公になることはなかった。ところが、3月に麻布のカラオケもある会員制バーの個室で、櫻井が後輩たちを集めて開催したパーティに堀北を同伴、堂々と紹介したことから漏れてきたというのだ。
「ジャニーズのタレントやスタッフがいる席で櫻井は『大切なゲストがいる』と堀北を連れてきて、『俺の彼女だ』と告げたというんです。出席者たちは驚きの声を上げたといいます」(前出・片岡氏)
ジャニーズファンでなければ何より驚くのは、あの堀北に長年の恋人がいたという事実のほうだろう。というのも、浮いた話は皆無だった彼女にはこれまで「処女説」が飛び出すことさえあったからだ。
「堀北はジャニーズタレントと共演することも多く、当初こそやっかむファンから目の敵にされましたが、堀北とジャニーズタレントが共演してもゴシップに発展しないことから、『堀北だったら安心して見ていられる』との声まで出るようになった。実際、堀北の所属事務所は女社長が付きっきりで、仕事を終えれば悪い虫が付かないよう、寄り道させず、息抜きもサウナぐらいというほど徹底ガードしてきました。男っけがないため、処女どころか“レズ説”まで出るほど身ぎれいでしたね」(芸能記者)
その背景には、同じ事務所の黒木メイサが奔放で、あげく当時はジャニーズ所属だった赤西仁と“デキ婚”した事実もあながち無関係ではない。
「堀北と黒木はかつて、事務所の寮の同部屋で生活していました。2人は大の酒好きで意気投合し、よく飲み歩いていたようですが、堀北はスキャンダルまみれだった黒木に『あなたは軽すぎる』と説教。さすがの黒木も『真希ちゃんにはかなわない』とこぼしたそうです」(芸能プロマネジャー)
トップ女優としての自覚が希薄だった黒木に見切りをつけた事務所が、掘北を徹底管理した結果、彼女には強いプロ意識が芽生えていったようである。
「櫻井との交際も慎重に隠していたのでしょう。“処女伝説”を信じていたファンにすれば、4年も前からオトナの関係だったのかと複雑な思いでしょうが、さらなる決定的証拠でも出ないかぎり、双方とも交際の事実は認めないでしょう」(前出・芸能記者)
仲間内とはいえ、櫻井が「密愛」を公表したことで、すわ電撃結婚ということも考えられるが──。
「すでに堀北が自分の母親を交えて櫻井と会食する姿も目撃されています。真面目な交際を続けてきた2人ですから周囲に迷惑をかけない形で進めるとは思いますが、急展開があればわかりませんね」(前出・片岡氏)
ちなみに最近の堀北は、以前ならはぐらかした恋愛に関する質問にも前向きに口を開いているのである。