AKB48の高橋みなみ(23)が8日、東京・秋葉原のAKB48劇場で行われた「劇場9周年特別公演」で、2015年12月をメドにグループからの“卒業”を電撃発表した。さらに、総監督の後任としてチームKのメンバーでキャプテンを務める横山由依(21)を指名した。
高橋は05年12月8日に1期生として、グループ発足とともにデビュー。前田敦子や大島優子のように“センター”を務めることはなかったが、唯一無二のリーダーとして活躍。12年8月には、姉妹グループを含めた「AKB48グループ」の総監督に就任。プロデューサーの秋元康(56)をして、「高橋はAKB48の顔」「AKB48とは高橋みなみのことである」とまで言わしめるほどの信頼を得ていた。
このニュースを報じた「情報ライブ ミヤネ屋」(日本テレビ系)のMC宮根誠司は9日、高橋について、
「歌番組の本番前に、メンバーに向けて気合の入れ方がすごいんです。彼女は歌もうまいし、バラエティもこなせる」
と、高橋のタレント性を高く評価し、今後の活躍にエールを送った。
一方、ドラマ・映画界の関係者も高橋の今後は明るいと話す。
「今まで、大所帯のAKBを引っ張り続けてきたコミュニケーション力と舞台度胸は高い評価を受けている。彼女なら番組MCだけでなく、女優としても大きく羽ばたけると思います」
AKBグループを支え続けてきた高橋。その実績でソロとしても大成しそうな予感だ。