11月26日に発表された「NHK紅白歌合戦」の出場歌手。毎年、当選、落選の悲喜こもごもが語られるが、注目したいのはAKB48・46グループだ。
今年出場が決まったのはAKB48(8回目)、NMB48(3回目)、そしてAKBグループの公式ライバル、乃木坂46(初出場)。昨年出場したSKE48、HKT48は選考から漏れ、メンバーが悔しさをにじませるコメントを発表している。
「現在、NMB48の山本彩がセンターを務める曲が朝ドラ『あさが来た』の主題歌になっていますが、それはAKB名義でのもの。出場するNMBが落選したグループと比較して突出した活躍があったとは思えません。理由を見つけるとすれば、その『あさが来た』がここまで絶好調で、舞台が大阪だから‥‥でしょうか」(テレビ誌記者)
また、選考する側を分析するこんな意見も。
「昨年は念願の4グループ出場を果たしましたが、さすがに今年はそこに乃木坂も加えて5グループで、というわけにはいかないでしょう。1グループだけ落とすのも忍びないので2グループ落とした、くらいの考えではないでしょうか。早くも来年以降『出場枠争奪戦』みたいに書かれていますが、そんなギスギスしたものではなく、選考する側はよっぽどの失態がない限り“持ち回り”くらいに思っていると思いますよ。グループにはNGT48、乃木坂の妹分・欅坂46も誕生しましたからね。当人たちはますます狭き門に思うでしょうが」(週刊誌記者)
選ばれる側には人生に幾度とない大舞台だが、選ぶ側は意外とそんなものなのかもしれない。