2016年12月31日に放送された歌番組「第67回NHK紅白歌合戦」後半の平均視聴率が、40.2%だったことがわかった。今回番組では、AKB48の「夢の紅白選抜」16人を視聴者投票で決めるなど、これまでにない企画を行ったのだが、そこであるハプニングが起きたという。
「今回の紅白では、メインで歌うことのできるAKBメンバー上位16名を生放送中に発表しました。しかし最後のトップ2が発表される瞬間、HKT48の兒玉遥が前列に飛び出してきたのですが、選ばれたのは第1位のNMB48・山本彩と第2位のHKT48・指原莉乃で、兒玉の名前は最後まで呼ばれず企画は終了しました」(テレビ誌記者)
選抜発表時、2位の指原の名前が呼ばれると、兒玉は自分が1位だと確信したのか、喜びの表情を見せた。しかし、結果は山本がトップとなったため、兒玉は「私は? 私は?」と自分に指を差しながらパニック状態で1人取り残されることに。
さらにその後、他の紅白出演者と合同で歌う企画では、ショックのあまり兒玉が号泣している様子が画面に映し出されたのである。
「順位発表時は、次々と名前が呼ばれるため、どの人気メンバーが残っているかの判断をする暇がないまま、兒玉は前に飛び出したと思われます。さらに兒玉といえば、2016年の選抜総選挙では第9位と大躍進。そして今回の紅白選抜でも中間発表の時点で彼女の名前が発表されていたため、まさか自分の名前が呼ばれないとは思わなかったのでしょう」(前出・テレビ誌記者)
この様子を見たファンからは「はるっぴ頑張れ!」「今度は総選挙で神セブンに入れるから!」「勘違いしちゃったのは仕方ない」と様々な声援が飛び交った。
次回の選抜総選挙で兒玉は、この悔しさをバネにさらなる高みを目指すこととなりそうだ。
(森嶋時生)