「ヤ~ヤ~ヤ~!」懐かしいハモリが16年の芸能界をにぎわしそうだ。14年5月に覚せい剤取締法違反の容疑で逮捕されたASKA(57)が再始動したという。芸能記者が近況を語る。
「かつて覚醒剤を使用していた自宅をリフォームして心機一転、地下室のスタジオには最新鋭の音楽設備を導入。当然、チャゲアス再結成を頭に入れて音楽活動を再開させるようです」
逮捕翌月にASKAが所属事務所を解雇されたことで事実上の解散状態にあったCHAGE and ASKA。問題は再タッグ要請にCHAGE(57)が「SAY YES」と応えるかだ。
「CHAGEはライブ活動を続けていますが、チャゲアス時代の曲の大半はASKAが作曲を手がけていたこともあって、歌いづらい状況。ASKAには一刻も早くミソギを済ませて、本格復帰してもらいたいのが本音でしょう。ライブに一夜限りのゲストとして飛び入り参加させ、世間の反応を見てから再結成をブチ上げるプランが進行中です」(音楽関係者)
すでに水面下ではASKAに歌番組の出演オファーが殺到しているという。キー局関係者が明かす。
「まだ執行猶予中のASKAに頼らなければならないほど歌番組がピンチなんです。フジテレビが司会に森高千里を担ぎ出したものの、深夜枠に格下げされた『金曜歌謡祭』の打ち切りは時間の問題。ゴールデン帯の唯一の歌番組となった『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)も“リストラ対象”です」
タモリ(70)司会の生放送番組が、また一つ消えるというのだ。
「『Mステ』は10月に30周年を迎えます。節目の記念特番で最後の花道を飾る計画のようです」(前出・キー局関係者)
歌番組消滅危機の裏で、人気アイドルグループ「ももいろクローバーZ」に解散説が浮上した。要因は育ての親と言われる敏腕マネージャーとメンバーの確執。昨年末の「NHK紅白歌合戦」落選で両者の亀裂は決定的になったという。
「マネージャーがNHKの演出にいろいろと注文をつけたのが紅白落選の原因だという情報が流れた。『あの人にはついていけない』とこぼすメンバーもいて、統制が取れない状況。解散に直結するような大スキャンダルが起きるかもしれない」(スポーツ紙デスク)
国民的男性グループにも年内の空中分解がささやかれている。
「長年、SMAPのチーフマネージャーを務めてきた幹部女性が春にも退社し、新事務所を立ち上げると言われています。もしそうなれば、彼女に追随する者と、事務所に残る者とで“割れる”のは間違いない」(前出・芸能記者)
分裂騒動は芸能界にも飛び火する勢いだ。