11月20日に放送されたラジオ「有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER」で、有吉弘行が現在「PPAP」で世界規模のブレイクを果たしている“ピコ太郎”こと古坂大魔王から約2年間、無視されていたことを明かした。
あるお笑いイベントで先輩芸人であるX-GUNの西尾季隆から命令され、有吉は言われるがままに「めちゃめちゃスベってましたね。つまんなかったですね」と古坂をイジったという。それに古坂が大激怒。「おい、マジで言ってんのか? お前?」とブチギレ、事情を説明しても古坂の怒りは収まることがなく「関係ねえから。お前ふざけんなよ」と、無視され続けたとのこと。
これには有吉も「(オール)巨人師匠以外で最初にキツめに怒られたのは古坂さん」と振り返っていた。しかし、有吉にとっては茶化した相手が悪かった。
「古坂は笑いに対するアプローチやアイデアには絶対的な自信を持っている。ですから、頭ごなしにつまらないと言われるのを極端に嫌がるんです。過去に、学園祭で客から『つまらない!』と言われたことに腹を立て、『今何て言った? つまんない? 君のほうが面白いの? じゃあ面白いこと言って。3・2・1、はい、言えない。言えない』と煽るように絡んだというエピソードもあります。たとえ相手が一般人であってもそこまで過剰に反応するわけですから、後輩の有吉に言われたらブチギレるのも当然かもしれません」(お笑い関係者)
つまり、一部からは「何が面白いかわからない」という声も常にセットのピコ太郎だが、過去のお笑いや音楽への探求が結びついて花開いた感のあるブレイクだけに、世間で考える以上に本人は自信満々なのかもしれない。くれぐれもピコ太郎の前で「つまらない」とつぶやくことだけは注意してほしい。
(本多ヒロシ)