エンタメ

ビッグダディ、連続特番でも明かされない本当の“離婚理由”

 異色のキャラクターで高視聴率を連発しているのが、大家族番組「痛快! ビッグダディ」(テレビ朝日)だ。12年から13年にかけて年末年始で、合計10時間も放送したばかり。そんな人気番組の一番の謎といえば、唐突な大家族の離婚劇だった。

 林下清志さん(通称ダディ)夫妻と5男9女の家族を追った同番組は、06年9月にスタートしてから現在まで28回放送。その人気はかげりが出るどころか、今やすっかりテレビ朝日の看板番組となったほど。その人気の秘密をテレビ誌編集者が解説する。

「ビッグダディは、展開が破天荒すぎるんですよ。ダディは当初、男手ひとつで、4男4女と岩手県で生活していました。ところがその後、放送を見た前妻と復縁。さらにはその後、ダディが愛知県に出稼ぎに出た間に前妻が三つ子と末娘を連れ家出、再離婚。ダディはダディで、出稼ぎ先で出会った年下の美奈子さんと意気投合し、即日プロポーズ。美奈子さんには5人の子供がいましたが、全員を引き取り結婚。さらに末っ子が誕生。小豆島で接骨院を開業し、11人で暮らすことになったんです」

 これだけでも、あまりにも夫婦関係が入り乱れているが、ここにきて、まだ新婚1年余りの美奈子さんとの別居騒動が浮上。

「12年10月放送で夫婦は別居。今年1月2日放送では離婚も視野に入れる展開になっています。なぜか別居や離婚について、理由はあいまいで、視聴者の間でもストレスがたまっています」(前出・テレビ誌編集者)

 では、ダディと美奈子さんの間に、いったい何があったのだろうか。地元関係者が打ち明ける。

「テレビでも放送されていますが、高校1年の次女が不登校気味で、保健室登校になってしまったことが原因の一つなんです。高校に入学早々、同級生からかなりひやかされたそうなんです。同級生たちは、別に悪意があるわけではなかったようですが、次女にしてみれば、多感な年頃ですから、学校に行きづらい状況になっているのは間違いない。実はテレビには映っていないが、この件について、妻の美奈子さんも怒り心頭。ダディとかなり口論になった。その時も次女も含め、テレビへの出演が子供へ悪影響になっていないか、相当、言い争いになったことが離婚への引き金となった。ただ、テレビ出演の手前、カメラの撮影中にはそのことを一切、話していないみたいですけど‥‥」

 だが、大家族を支える大黒柱でもあるダディにとっては、テレビ出演は経済的なメリットを考えると、なかなか捨てきれないのも事実。ダディと交流のあったライターによれば、

「出演料は、1回あたり課長クラスのサラリーマンの月収レベル。かつて話題となった大家族番組では、放送契約期間中、月10万×家族人数分の高額ギャラが支払われていたことを考えるとかなり安い。しかし、自身が経営する接骨院の収入だけではとても大家族を養うことは容易でない。いわば、テレビ出演はダディ一家の生活を支えている一面もある。ただ、娘の不登校や今後の子供の成長を考えると、契約の延長を含め難しい選択を迫られている」

 もともと、ビッグダディは番組スタッフが素人だったダディの独特なキャラクターに目をつけて、ここまでブレイクしたという経緯がある。それだけに、

「ギャラも小豆島に引っ越すまではほとんどもらっていなかったほど。かつてマスコミの直撃に、『夫婦喧嘩は演出』や『ギャラの有無』などダディがしゃべりすぎてしまったためプロデューサーが怒り、一時期、取材への態度が硬化した。ダディは頼まれたら断れない、義理人情に厚い男。その後も記者が来ればしゃべっています(笑)。放送内容もテレ朝にお任せ。たびたび放送を見た家族からもクレームが出ることもあるが、ダディの義理堅い性格でここまで続いてきた。しかし、離婚や不登校まで出てくるとなると番組続行は難しいのでは」(前出・ライター)

 そこで、連絡手段のないダディに代わって、渦中の美奈子さんに離婚の真相を確認しようとしたが、期限までに回答は得られなかった。

 今年3月で契約が切れるビッグダディの延長はあるのか。家族の去就がその鍵を握っているようだ。

カテゴリー: エンタメ   タグ: , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    デキる既婚者は使ってる「Cuddle(カドル)-既婚者専用マッチングアプリ」で異性の相談相手をつくるワザ

    Sponsored

    30〜40代、既婚。会社でも肩書が付き、責任のある仕事を担うようになった。周囲からは「落ち着いた」なんて言われる年頃だが、順調に見える既婚者ほど、仕事のプレッシャーや人間関係のストレスを感じながら、発散の場がないまま毎日を過ごしてはいないだ…

    カテゴリー: 特集|タグ: , |

    これから人気急上昇する旅行先は「カンボジア・シェムリアップ」コスパ抜群の現地事情

    2025年の旅行者の動向を予測した「トラベルトレンドレポート2025」を、世界の航空券やホテルなどを比較検索するスカイスキャナージャパン(東京都港区)が発表した。同社が保有する膨大な検索データと、日本人1000人を含む世界2万人を対象にした…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , |

    コレクター急増で価格高騰「セ・パ12球団プロ野球トミカ」は「つば九郎」が希少だった

    大谷翔平が「40-40」の偉業を達成してから、しばらくが経ちました。メジャーリーグで1シーズン中に40本塁打、40盗塁を達成したのは史上5人目の快挙とのこと、特に野球に詳しくない私のような人間でも、凄いことだというのはわかります。ところで、…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
長与千種がカミングアウト「恋愛禁止」を破ったクラッシュ・ギャルズ時代「夜のリング外試合」の相手
2
暴投王・藤浪晋太郎「もうメジャーも日本も難しい」窮地で「バウアーのようにメキシコへ行け」
3
日本と同じ「ずんぐり体型」アルプス山脈地帯に潜む「ヨーロッパ版ツチノコ」は猛毒を吐く
4
侍ジャパン「プレミア12」で際立った広島・坂倉将吾とロッテ・佐藤都志也「決定的な捕手力の差」
5
怒り爆発の高木豊「愚の骨頂!クライマックスなんかもうやめろ!」高田繁に猛反論