「さんまのからくりTV」の名物コーナー「ご長寿早押しクイズ」などで人気者だった元TBSアナウンサー鈴木史朗。熟練された司会には定評があるが、一方でゲーマーとして若者にリスペクトされているという。
「きっかけは『からくりTV』の忘年会で、ファミコンと『スーパーマリオ』のセットが当たった事だそうです。娘さんにあげたもののやらないので、『もったいないし、やってみよう』と始めたところ、『面白い!』とハマってしまったんだとか。それからゲーム愛好家になり、今では『バイオハザード』シリーズの大ファンして知られていますが、好きになったのは映像がキレイだったから。『恐ろしさの中に美しさがあり、そこに魅力を感じた』と言っていました。鈴木さんらしい分析ですよね」(ゲーム誌記者)
大好きな「バイオハザード4」では最高難易度を容易にクリアするという鈴木さん。ゲームにも性格が活かされているという。
「鈴木さんは見ての通り超マジメです。堅物というわけではなく、物事に真剣に取り組むという意味です。アナウンス技術も、訓練と研究によって磨き上げたものですし、番組に臨む際は、凄い量の下調べをしていましたね。インタビューでは相手の事をとことん調べ、『質問と関係なくても、その人のバックグランウドを把握してるかどうかが大きい』と言ってました。ゲームもそうで、研究した上でやり込みます。ですが、奥様や周りの人には迷惑をかけないように配慮しているからスマートですよね」(テレビ局スタッフ)
TBSを定年退職した後には、歌手デビューしたり、俳優として舞台にも出演した鈴木さん。鈴木さんの多方面での活躍は、同世代の男性にも大きな勇気を与えている事だろう。