それもそのはず、これまで横峯は良郎氏の話題になると、「あ、そうですか」と、まるでそっけなかった。
「良郎氏の参院議員時代、賭けゴルフや愛人トラブル、ヤクザ交遊、税金私的流用疑惑などのスキャンダルが続々と発覚。横峯はたびたびそれについて質問されたうえ、愛人に自分のパジャマを着せていた父親に結婚の相談なんかしないでしょう。両者には何とも言えない距離感がありましたね」(ゴルフ専門誌記者)
結婚式への一番の障害は、「勝手に結婚を決めた」と怒る父親にあるということらしい。
今季の横峯は2位が2度あるものの、予選落ちや棄権、欠場を含む2桁順位が目立ち、賞金ランクも26位(8月29日現在)。かつての賞金女王が振るわないのは、そんな結婚トラブルが影を落としているからなのか。
ちなみに良郎氏はもはや苦笑いのテイで「蚊帳の外になっちゃったよ」と漏らしているんだとか。
横峯とは同学年の宮里藍(29)は、米メジャー「クラフトナビスコ選手権」(4月3日~6日)の練習グリーンで、一緒に参戦した横峯から直接、結婚する旨の報告を受け、驚く様子が目撃されていた。そんな宮里自身の結婚はといえば、
「もう10年近くになると思います。30代のマネジャーと活動拠点のアメリカで同棲中ですが、何度も結婚秒読みと言われながら、いまだにゴールインするとの話は聞かれません。兄2人も結婚しており、宮里自身もその願望が強くなっているうえ、彼女の母親がアメリカに来た時には、マネジャーは完全に家族として接している。半ば事実婚状態なのですが‥‥」(ゴルフ担当記者)
いったいどんな結婚トラブルが発生しているというのか。在米ゴルフジャーナリストが説明する。
「宮里は『米メジャーで優勝する、あるいは米ツアー賞金女王になる』という目標をみずからに課しているそうです。そして、それまでは結婚をお預けにする、と。しかし、今年は近年になく成績が悪い。横峯の結婚を祝福しながらも、自身の状況を考えると、心境は複雑だと思います」
今季の宮里は、3大会連続を含む6度の予選落ちを経験し、最高位は12位(8月29日現在)。来季シードが取れない可能性まで指摘されている。今季の米メジャーは残すところ「エビアン選手権」(9月11日~14日)のみなのだが‥‥。