●ゲスト:半井小絵(なからい・さえ) 1972年生まれ、兵庫県出身。気象予報士。日本銀行在職中に気象予報士の資格を取得。02年より2年間、関東甲信越地方の気象情報を担当した。04年より7年間、「NHKニュース7」の気象キャスターを務め、「午後7時28分の恋人」と呼ばれるほどの人気を博す。現在はテレビ出演のほか、気象や防災に関する講演活動などを行っている。11月7日、ファースト写真集「雲の向こうへ」(イーネット・フロンティア)が発売予定。
元・NHKお天気キャスターの半井小絵が、今秋に写真集を発表。現在も気象の仕事を続けるかたわら、ランジェリー姿で体を魅せる表現に初挑戦した。本誌今号のグラビアでも、変わらぬ快晴スマイルを見せてくれたが、天才テリーが過去の「男性お天気図」までどんどん聞き出して‥‥?
テリー 「半井(なからい)」って、珍しい名字だよね。
半井 そうですね。天皇と井戸を半分ずつ使っていたので、半井という名前を天皇からいただきました。天皇家の御殿医だったんですね。
テリー すごい。由緒ある名前なんだ。小絵というのもいい名前ですね。
半井 うちの母が、絵画の「絵」という字を使いたかったらしくて。
テリー なるほど。しつけは厳しいご家庭だったんですか?
半井 「全国厳しい親選手権」というのがあるとすれば、きっと10位以内に入るぐらい厳しい家庭でした(笑)。門限も早くて。
テリー 何時ぐらい?
半井 高校時代でしたら、9時には必ず。
テリー 高校は共学だったの?
半井 女子高ですね。
テリー じゃあボーイフレンドは?
半井 近くの男子高にいたんですけど‥‥。
テリー 半井さんは美人だから、モテたでしょう。
半井 いえいえ、とんでもないです。デートといっても、大阪城を一緒に歩いたぐらいでしたし。
テリー ホント? どこでキスしたの?
半井 いえ、ホントにそういうことはしたことがなかったんです。
テリー じゃあ、清らかな青春を送っていたんだ。
半井 そうなんです(笑)。
テリー 半井さんって、大学卒業後は日本銀行に勤められたんだよね。どうして銀行に入ったんですか。
半井 うちの母が銀行勤めだったんですね。それで就職は銀行にということで、母の希望どおりに。
テリー 銀行では、どんなお仕事をしていたの?
半井 人事や総務、あとは秘書をやっておりました。
テリー そんな安定したお仕事に就いていたのに、どうして気象予報士を目指そうと思ったんですか。
半井 部署替えで、窓口の担当になったんですね。ただ、それまでに一度もお金を勘定したことのない場所にいましたので、いきなり入って、とっても苦労したんです。
テリー お札を数えるって、すごい難しそうだもんね。
半井 新人から訓練している方は、お札を扇型にサーッと広げて、5枚ずつサッサッサッと数えていくんです。
テリー 半井さんは、なかなかできなかった?
半井 はい。それで「向いてないな」と思いまして、働きながら気象予報士の専門学校に行きました。
テリー 試験を4回受けて、合格してるんだってね。
半井 そうですね。
テリー 3回目、4回目とよく挑戦し続けたよね。偉いね。
半井 粘りはあるんですよ(笑)。