芸能

太川陽介「バスVS鉄道旅」スタート直後の「波乱」は番組存続にかかわる一大事だった

 太川陽介と村井美樹がバスチームと鉄道チームに分かれて先着を目指すテレビ東京の水バラ「バスVS鉄道乗り継ぎ対決旅」の最新回(9月20日放送)で前代未聞の「波乱」が発生していた。

 その異変は旅が始まると同時に起きた。八ヶ岳の麓にある清泉寮をスタートした両チームは、移動のため清里駅へ。これまでであれば清里駅からバス、鉄道を利用していくのだが、今回はどちらも足止めを食らったのである。

 鉄道チームは次の小海線の列車まで2時間30分待ち。バスはより悪い状況で清里駅から出ているバスはすでになく、最寄りのバス停は15km先という絶望的な状態。両チームともにいきなり交通手段がないという事態に陥った。

 鉄道チームは次の列車を待つステイを選択。一方バスチームはバス停がある長坂駅の近くまでタクシーで移動。スタート直後にしてタクシー代金を4740円も使うこととなった。波乱の展開が面白かったかといえば、決してそんなことはないとテレビ誌記者は話す。

「同番組は太川と村井の驚くような乗り継ぎ術を見ることが楽しいのに、スタートからそれが使えない状況になったわけです。これは明らかにスタート地点の設定がよくない。2人が活躍できるような場所を選ぶべきでした」

 バスVS鉄道乗り継ぎ対決旅が始まった当初、コンセプトは「小回りが効くバスとスピードがある鉄道、観光に使うならどちらが有利か」だった。鉄道とバス、大きく異なる交通機関で僅差の戦いを演出するためには、スタートとゴール、チェックポイントの設定が肝となる。番組開始当初はそれがうまくいっていたが、最近は最良のルートを選べていないと指摘されることも増えた。

「すでに勝負できるベストな舞台を使い切っってしまったいうのが正しいでしょう。関東近郊で良いルート設定をすることはもう無理ではないでしょうか。これまで両チームのゴール時間の差が数十分と僅差だったのに、今回は1時間もついた。次回も不安ですね」(前出・テレビ誌ライター)

 舞台を日本各地に広げるか、ルールを変えるかしないと番組を続けていくのは難しいかもしれない。

(鈴木誠)

カテゴリー: 芸能   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    「男の人からこの匂いがしたら、私、惚れちゃいます!」 弥生みづきが絶賛!ひと塗りで女性を翻弄させる魅惑の香水がヤバイ…!

    Sponsored

    4月からの新生活もスタートし、若い社員たちも入社する季節だが、「いい歳なのに長年彼女がいない」「人生で一回くらいはセカンドパートナーが欲しい」「妻に魅力を感じなくなり、娘からはそっぽを向かれている」といった事情から、キャバクラ通いやマッチン…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , |

    今永昇太「メジャー30球団でトップ」快投続きで新人王どころか「歴史的快挙」の現実味

    カブス・今永昇太が今季、歴史的快挙を成し遂げるのかもしれないと、話題になり始めている。今永は現地5月1日のメッツ戦(シティ・フィールド)に先発登板し、7回3安打7奪三振の快投。開幕から無傷の5連勝を飾った。防御率は0.78となり、試合終了時…

    カテゴリー: スポーツ|タグ: , , |

    因縁の「王将戦」でひふみんと羽生善治の仇を取った藤井聡太の清々しい偉業

    藤井聡太八冠が東京都立川市で行われた「第73期ALSOK杯王将戦七番勝負」第4局を制し、4連勝で王将戦3連覇を果たした。これで藤井王将はプロ棋士になってから出場したタイトル戦の無敗神話を更新。大山康晴十五世名人が1963年から1966年に残…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
息子の一生の汚点になる!〝悪事のデパート〟水原一平が砕いた少年の夢に母親が絶句
2
前園真聖が恐れおののいた「元日本代表MF」との「すごい怖かった寿司屋会食」
3
可愛かずみ「元カレのマンションから飛び降り死」から26年でも「残されたままの謎」
4
【神秘の大騒動】近づくと電子機器や衛星電話が使用不能に…バルト海に沈む「円盤型物体」はUFOか遺跡か
5
打率1割未満でまた2軍落ち…日本ハム・清宮幸太郎に高木豊が「すぐ解決できる」打撃開眼法を伝授