インフルエンザの感染者数は、国内で推定1000万人と言われているが、今年は昨年より3週間早く流行期入りし、大流行を予感させている。その予防に京都の伝統的な漬物が効果があるというニュースが海外から飛び込んできた!
「インフルエンザはインフルエンザウイルスの感染による急性気道感染症。突然の高熱、全身倦怠感、頭痛、筋肉痛を伴う。発熱するとすぐに38℃を超えてしまう」(佐藤玄徳内科クリニック・佐藤玄徳院長)
小児や高齢者では予防接種の有効率も高いとは言えない。食生活で免疫力や抵抗力を高めることが理想になる。
そこへ海外からうれしいニュースが飛び込んできた。今冬最悪のインフルエンザ禍に見舞われているイギリスの新聞系のブログだ。
「日本のカブの漬物にインフルエンザ予防の効果!」
世界的な和食ブームも相まって話題になっているのだが、予防効果の根拠になっているのが「ラブレ菌」。ラブレ菌はNK細胞やインターフェロンをはじめとする抗ウィルス免疫を活性化し、整腸作用、代謝効果が高い乳酸菌。発見したのは京都パストゥール研究所の理事長だった故・岸田綱太郎博士だ。
岸田博士は京都の人間が健康であることの調査を続け、京都人が好んで食べる漬物「すぐき」の中からラブレ菌を発見した。
すぐきは「柴漬」、「千枚漬け」と合わせて京都の三大漬物と呼ばれており、澄んだ酸味が特徴。常食することで免疫力を向上させ、インフルエンザや感染症を防ぐという。おせちの合間もすぐきを食べ、インフルを撃退しようではないか。