元AKB48で2012年にジャカルタが本拠地の姉妹グループJKT48に移籍した“はるごん”こと仲川遥香(22)が、昨年12月26日に放送された「アナザースカイ」(日本テレビ系)で“凱旋帰国”した。
仲川はAKB48の3期生。同期には現在センターを務める渡辺麻友や柏木由紀がおり、解散した渡り廊下走り隊のメンバーでもあった。
「AKB時代に参加した総選挙では、20位、24位、44位と上位でも下位でもない中堅的なポジション。彼女自身も自分の立ち位置に『飽きていた』と語っているように、刺激を求めて自らプロデューサーの秋元康氏に直訴して移籍しました」(芸能ライター)
単身、異国の地に渡って2年が過ぎたが、番組では流暢なインドネシア語も披露。「JKT48とは?」と聞かれた仲川は、自信に満ち溢れた笑顔で、
「自分が一番自分を表現できる場所。AKBに戻るくらいなら卒業する」
と胸を張った。
実際、本人が「日本より有名だと思います」と言うように、今や彼女はインドネシアでは知らない人がいないほどの大人気アイドルに成長していた。アイドルライターが現地での仲川の状況をこう明かす。
「グループではAKBでの高橋みなみ的なポジションで、昨年4月に行われたJKT48選抜総選挙では3位でした。JKT版の『恋するフォーチュンクッキー』など複数の曲でセンターを務めています。近年はピンでも人気番組のレギュラーを持ち、若干カタコトなところが日本でのボビー・オロゴン的な面白さとなって、現地人を爆笑させている。また、単独でポカリスエットのCMにも出演するなど、オファーが止まらない人気ぶりで、HKT48の指原莉乃も『CM1本分けてください』とツイッターで懇願したほど」
番組を観たはるごんファンは、「報われて本当によかった」「移籍してから輝いている」と手放しで喜んでいる様子。
「仲川は、新垣結衣や多部未華子もいた日出高等学校の通信制課程を卒業。偏差値45とけっして高くはないですが、インドネシア語を5カ月で習得した語学力の高さには驚かされます」(前出・芸能記者)
番組の最後には、
「海外の人と結婚したい。秋元先生からはデヴィ夫人みたいになれと言われました」
と語った仲川だが、現地の金持ちどころか、このままだと本当に「大統領夫人」にもなれそうな勢い。AKBグループでの一番の勝ち組は仲川になるのかもしれない。