芸能

テリー伊藤対談「祥子」(3)劇団時代に知った年上男性のテクニック

20150219v

テリー 女優の仕事を本格的に始めたのはいつぐらいだったんですか。

祥子 23歳の秋まで熊本にいて、それから東京に来ました。

テリー 地元では何を?

祥子 高校を卒業したあと保育士の勉強をしていた頃に、町で声をかけられまして。それがきっかけで、地元のテレビ番組でレポーターをするようになりましたね。

テリー そりゃあ声もかかるだろうなぁ。どんな仕事をしたの?

祥子 温泉やお土産屋さんのレポートを。天気予報も少しだけお伝えしていましたね。

テリー 美人レポーターとして人気があったでしょう。

祥子 いえいえ、そうでもなかった(笑)。

テリー そこから、どんな思いで東京に出てきたんですか。

祥子 九州だけじゃなく、もっと広く挑戦してみたい、という気持ちがあって。

テリー その頃、彼氏もいたでしょう。

祥子 いました。

テリー どれくらいつきあってたの?

祥子 2年ぐらいですね。

テリー 田舎で情報番組の美人レポーターをやっていたら、自慢の彼女だよね。彼はどう説得したの?

祥子 「恋よりは仕事がしたい」と。

テリー そう言われちゃうとなぁ。東京に出てくる時は、何か当てがあったんですか。

祥子 いえ、まったくなくて。雑誌で調べて、自分でオーディションに応募しましたね。

テリー 自分で探したんだ。

祥子 「面接をしたい」と言ってくださった事務所があったので、それをきっかけに出てきました。

テリー 生活は大変だったでしょう。駆け出しの芸能活動でそんなにお金は入ってこないから。

祥子 はい。だからコンビニと居酒屋でアルバイトをしていましたね。

テリー 水商売は?

祥子 行かなかったんです。性格的に閉じるところがあるので、男性に向けて接客するのは向いていないと思って。言い寄られると、最初は合わせられるんですが、ふとした瞬間に冷めてしまうと、まったく連絡を取りたくなくなってしまうんです。

テリー 心のシャッターが閉まるんだ。怖いねえ。

祥子 アハハハハ。

テリー 祥子さんにある日急にシャッターを降ろされた男性って、3人くらいはショック死してるんじゃないかな。怖い子だね。

祥子 そこをまた開けてくださる方が、きっと私の運命の人かな、と思っているんですけど(笑)。

テリー なるほどねぇ。それで、しばらくアルバイト生活は続いたんだ。

祥子 舞台をやるようになってからは、バイトも長く働くのが難しくなってしまうので、大変でしたね。

テリー 劇団なんて、さらにお金がなさそうじゃん。

祥子 そうなんです。お稽古中はバイトがまったくできないですし。長く休むと、「もう来なくていい」と言われるので、定期的にバイトを変えていましたね。

テリー でもさ、コンビニのアルバイトじゃ追いつかないでしょう。パトロンとかいなかったの? そんなにきれいなんだから、できるでしょう。

祥子 そうですね‥‥。う、うーん‥‥。

テリー その反応は、いたんだな。

祥子 フフフ、思い出せば、すてきなおじさまもいたような‥‥(笑)。

テリー ハハハ。そんな存在がいたっていいと思うよ。バイトだけじゃ、どうしたって苦しいし。旅行とか連れていってくれた?

祥子 国内には一緒に行きましたね。いろんな体験ができました。同じ年頃の男性ではできない、熟した方ならではの‥‥。

テリー 年上の人は、これまでの恋人とどんなふうに違ったの?

祥子 若い方は勢いというか、力任せというか、パワー系で攻めてくるので。

テリー それは夜の話?

祥子 はい(笑)。年上の男性は技術もありますし。あとは優しくかわいがってくれるので。

テリー 熟年男性のほうが自分には合ってる?

祥子 そうですね。いい子いい子されているほうが。

テリー でも、たまには若い荒々しい男もいいと思わない?

祥子 そういう気持ちの時もあります(笑)。

テリー 若い人の気分の時はどうするの?

祥子 やっぱりまずはお食事に行って、お酒を飲んで、一緒に歩きながら近くのホテルで。

テリー 自分の家には呼ばないタイプなの?

祥子 当時はお見せできるような部屋には住んでいなかったので、ちょっと恥ずかしかったですね。

テリー あ、なるほどね。どんなホテルに行ったの?

祥子 シティホテルではなく、ラブホテルで。

テリー ラブホかー。いいなぁ、何十年も行ってないぞ(笑)。東京はいろんなところにあるしね。オススメの場所とかあるの?

祥子 横浜がいちばん好きでしたね。温泉があるホテルがあったんですよ。

テリー ラブホなのに、温泉がついてるの? 長居しちゃうじゃない。

祥子 そうなんです。ゆっくりできます。

テリー それはする前に温泉に入るの?

祥子 はい。一緒に入って。お風呂場でも発展したりですとか‥‥。

テリー いいなあ。俺も発展したい! でも何かふやけそうだな、ゆったりしすぎて(笑)。

祥子 フフフ。

カテゴリー: 芸能   タグ: , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    デキる既婚者は使ってる「Cuddle(カドル)-既婚者専用マッチングアプリ」で異性の相談相手をつくるワザ

    Sponsored

    30〜40代、既婚。会社でも肩書が付き、責任のある仕事を担うようになった。周囲からは「落ち着いた」なんて言われる年頃だが、順調に見える既婚者ほど、仕事のプレッシャーや人間関係のストレスを感じながら、発散の場がないまま毎日を過ごしてはいないだ…

    カテゴリー: 特集|タグ: , |

    これから人気急上昇する旅行先は「カンボジア・シェムリアップ」コスパ抜群の現地事情

    2025年の旅行者の動向を予測した「トラベルトレンドレポート2025」を、世界の航空券やホテルなどを比較検索するスカイスキャナージャパン(東京都港区)が発表した。同社が保有する膨大な検索データと、日本人1000人を含む世界2万人を対象にした…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , |

    コレクター急増で価格高騰「セ・パ12球団プロ野球トミカ」は「つば九郎」が希少だった

    大谷翔平が「40-40」の偉業を達成してから、しばらくが経ちました。メジャーリーグで1シーズン中に40本塁打、40盗塁を達成したのは史上5人目の快挙とのこと、特に野球に詳しくない私のような人間でも、凄いことだというのはわかります。ところで、…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
長与千種がカミングアウト「恋愛禁止」を破ったクラッシュ・ギャルズ時代「夜のリング外試合」の相手
2
暴投王・藤浪晋太郎「もうメジャーも日本も難しい」窮地で「バウアーのようにメキシコへ行け」
3
日本と同じ「ずんぐり体型」アルプス山脈地帯に潜む「ヨーロッパ版ツチノコ」は猛毒を吐く
4
侍ジャパン「プレミア12」で際立った広島・坂倉将吾とロッテ・佐藤都志也「決定的な捕手力の差」
5
怒り爆発の高木豊「愚の骨頂!クライマックスなんかもうやめろ!」高田繁に猛反論